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イントロダクション

ここまでに各班が情報公開の個別の問題について発表してきたが、日本には 一応公式の情報公開制度が『文書閲覧窓口制度』として1980年から 存在している。しかし、その制度は一般にあまり利用されていないだけでなく、 制度そのものの知名度も低いのが残念ながら実情である。そこで今回はこの制 度の運用状況を一市民として実際に体験することを目的に、学生自らが22省 庁全てについて各々2つづつの文書の公開を求めて霞ヶ関を訪問した gif。まずは調査結果について、 細かいエピソードを交えながら紹介していきたい。

※以下に示すのは、総務庁行政監察局発行の『文書閲覧窓口利用ガイドブック』 による文書閲覧窓口制度の利用方法である。

文書閲覧窓口の利用について
(抜粋)

I.文書閲覧窓口の閲覧日・閲覧時間

各行政機関で閲覧業務を行なっている日時は、概ね次の通りです。ただし、窓 口によっては若干異なる場合があります。

1.月曜日〜金曜日(ただし、国民の祝日・休日、年末年始を除く)
2. 概ね9時30分〜17時(ただし、昼休みを除く)

II.文書閲覧の手続き

文書等の閲覧の手続きを図で示すと次の通りである。



Atsushi Kusano
Thu May 8 15:35:48 JST 1997