私たちはプレゼンテーションにおいて情報公開というテーマを選び、その中で記者クラブというものを考えたのだが、一番の問題は情報公開と記者クラブはどうつながっているのか、という点にあった。今から思うと恐ろしいことである。そこで、私たちはまず、情報公開がいかなるものか、という研究からスタートすることしたのだった。 そこで、私たちは情報公開をどうとらえたのか?それをまず挙げていきたいと思う。私たちが情報公開に抱いたイメージは、こんな感じである。 情報公開は行政をガラス張りにする制度である。 情報公開とは国民の求めに応じて行政側が行政情報の公開を行なうこと。 情報公開とは国民の知る権利を確立するものである。 などなど。ここに見えるのは、情報公開があくまで国民のためのもの、国民に有益なものでなければならない、という意識であると思う。そして、7月1日のディスカッションでも取り上げられた国民の意識、に私達の問題点はしぼられていった。この時点でちょっと話題になったことに、「今の情報公開制度の流れは行政改革目的ではないか」という論点があった。これも、7月当日、議論の対象になっていたが、私達の班の中では、国民意識の向上によって情報公開制度での行政改革目的の情報公開と知る権利目的の情報公開の両立は可能、という結論に終わっていたとおもう。ともかく、情報公開を国民のためのものにする、という目的を私達は持ったわけである。 この目的が、私達のプレゼンテーションの底流にある、ということを、覚えておいて頂きたいと思う。 では、記者クラブとのつながりについてはどうだろうか。考えていくと不思議にこの上にある論点は記者クラブとマッチするのである。強引ではあるが、メディアのリードによって国民の意識の向上はなされる、という図式が成り立ち、行政側との癒着がみられる記者クラブを何とかしなければ、となるうえに情報公開制度が国民の意識の向上によって積極的に利用され行政改革は進む、という流れができるのである。これを、第一の結論として、先に進んでもらいたいと思う。