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Step 4  BESPに新しいプラグインをインストールする

 

新しい社会モデルを実行したり、BESPの各種機能を拡張したりする場合には、そのモデルや機能(これらをプラグインといいます)を追加する必要があります。ここでは、プラグインの追加の方法について説明します。

 

 

Step 4.1 プラグインをダウンロードする

 

ダウンロードサイト( http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/lecture/2003sfc-simu/lock/download/ )にて、使用したいプラグインをダウンロードしてください。zip圧縮ファイルを手に入れることができます。

以下では、「成長するネットワーク」(evolvingnetwork-20030701.zip)をダウンロードしたものとして説明していきます。

 

 

Step 4.2 解凍する

 

ダウンロードしたファイルを解凍してください。解凍方法は、Step 3. BESPのダウンロード』 3.2 解凍する」に準じます。

解凍すると、解凍先のフォルダの中に”(モデルの英語名).jar”という名前のファイルができます。例えば、『成長するネットワーク』を解凍したのであれば、”evolvingnetwork.jar”という名前のファイルができます。

JARファイルとは、Javaの各種実行ファイルがひとつに収められているExecutable Jar Fileのことで、この場合は、このファイルがBESPに追加するプラグインになります。

 

 

Step 4.3 解凍したJARファイルをBESPのpluginフォルダに入れる

 

解凍したフォルダの中に入っている ”(モデルの英語名).jarという名前のファイルを、BESPのインストールされたフォルダ内の”plugin”フォルダに入れてください。

なお、”(モデルの英語名)Src.zipは入れる必要がありません。

 

 


Step 4.4 BESPを再起動してプラグインを実行・使用する

 

BESPを再起動して、[ファイル][インポート][世界クラス]を選択してください。『世界クラスのインポート』ウィンドウが開きます。以下の例では、『成長するネットワーク』に含まれる3つのWorldが新しく追加されています。

 

 

   いずれかのWorldを選択して、[了解]ボタンを選んでください。BESP上にモデルがインポートされ、実行可能な状態になります(ここでは確認だけにとどめ、実行については別途説明します)。

 

次に、[表示]を選択してください。以下の例では、『成長するネットワーク』に含まれるRelation Viewerというプレゼンテーションコンポーネントが新しく追加されています。

 

 

制御パネルの再生ボタンを押してください。モデルが実行されます。