井庭 崇 ホームページ

慶應義塾大学総合政策学部教授、および同大学大学院 政策・メディア研究科研究科委員。博士(政策・メディア)。専門は、創造実践学, パターン・ランゲージ, システム理論, 複雑系科学。世界初のパターン・ランゲージ・カンパニーである株式会社クリエイティブシフト 代表取締役社長 & CCO(Chief Creative Officer)、および、国際学術機関 The Hillside Group 理事も兼務。日本学術振興会特別研究員(DC1)、千葉商科大学政策情報学部専任教員(助手)、慶應義塾大学総合政策学部専任講師、マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院 Center for Collective Intelligence 客員研究員等を経て、現職。

様々な創造実践領域の研究を通じて、創造とはどういうことかを明らかにする理論の構築と、創造実践を支援するメディアの作成、および、社会論の研究に取り組んでいる。創造社会(Creative Society)の実現に向けて、各人・チーム・組織・社会の自然な創造性(natural creativity)を支援するためのメディアとして、「パターン・ランゲージ」(pattern languagae)の作成・研究に従事。井庭研究室の学生とともに、30種類以上、計1000パターンのコツ・経験則を言語化してきた。また、パターン・ランゲージの作成方法や活用方法でも新しいアプローチを提唱・実践・普及促進している。さらに、そこから派生した「フューチャー・ランゲージ」や「スタイル・ランゲージ」などの新しい方法も開発。他にも、創造プロセスの本質を理論化した「創造システム理論」(Creative Systems Theory)を提唱・構築。その観点から、芸術や仏教との共通性を見る「無我の創造」(egoless creation)の探究も行なっている。

著書のなかでは、『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』で、2013年度グッドデザイン賞受賞、『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』で、オレンジアクト認知症フレンドリーアワード2015大賞、および、2015年度グッドデザイン賞受賞、2016年度かわさき基準認証を受けている。2012年には、NHK Eテレ「スーパープレゼンテーション」で、プレゼンテーション・パターンを用いて「アイデアの伝え方」の解説を担当。平成27年度文部科学省 高大接続システム改革会議新テストワーキンググループ委員としてこれからの教育に関して、また、平成28年度経済産業省 日本再考委員会の有識者会議(座長:松岡正剛 編集工学研究所所長)委員としてこれからの社会に関しての提言・議論にも携わった。

 大学・大学院時代は、武藤佳恭教授(慶應義塾大学環境情報学部)と 竹中平蔵教授(当時 慶應義塾大学総合政策学部)に師事した。慶應義塾大学 環境情報学部を卒業後、同大学院 政策・メディア研究科の修士課程と後期博士課程を修了し、2003年に博士(政策・メディア)を取得した。千葉商科大学時代は、加藤寛先生(初代 SFC総合政策学部長)と井関利明先生(第二代 SFC総合政策学部長)のもとで、そしてSFCに教員として戻って来てからは熊坂賢次先生(元・環境情報学部長)とともに研究・教育の改革と実践に取り組んできた。

今後も、グローバルな視野のなかで、既存学問分野に囚われない自由な発想で、ユニークで創造的な研究を進めていきたいと思います。みなさま、よろしくお願いします。


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井庭 崇 / Takashi Iba, Ph.D.
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慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)