井庭崇のConcept Walk

新しい視点・新しい方法をつくる思索の旅

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慶應義塾大学SFC「パターンランゲージ」2020シラバス

「パターンランゲージ」
慶應義塾大学SFC総合政策学部・環境情報学部(基盤科目-共通科目)
担当教員:井庭 崇, 鎌田 安里紗
開講:2020年度春学期(前半:5・6月)
曜日時限:金曜4・5限(オンライン開講)

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【主題と目標/授業の手法など】

この授業では、一人ひとりがもつ創造性を支援するためのメディア「パターンランゲージ」について、その考え方と作成方法を体験的に学びます。パターンランゲージでは、創造・実践の経験則(コツ)を「パターン」という小さな単位にまとめ、言語化します。

2020年度の授業では、「ナチュラルにクリエイティブに生きる」をテーマとしてパターンランゲージをつくる体験をします。ここでいう「ナチュラル」には、自然(環境)とのつながり・共生という意味と、自分らしい自然なあり方という意味の両方が含まれています。また「クリエイティブ」では、いわゆるデザイナーやアーティストといった専門的な職の人に限らず、どんな分野の仕事においても、また日々の暮らしにおいても発揮されるような一人ひとりの日常的な創造性を想定しています。

このように、この授業では、「自然とつながり、自分らしい自然なあり方で、創造性を生かしながら生きる生き方」を探究しながら、それをパターンランゲージにしていきます。

なお、2020年度の授業は全回、オンラインで行います(Zoomで行う予定)。また、パターンランゲージについて多面的に理解を深めてもらうために、授業と並行して文献を読む宿題を毎週出すので、授業初回までに早めに、書籍 『パターン・ランゲージ:創造的な未来をつくるための言語』を入手しておいてください。


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【授業計画】

第1回:パターンランゲージとは
パターンランゲージとはどのようなもので、どう使うことができるのかを学びます。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)

第2回:パターン・マイニング
パターンランゲージの作成プロセスを知り、その最初のフェーズである「パターン・マイニング」(パターンの掘り起こし)について学びます。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)

第3回:パターン・マイニング対談#1
井庭・鎌田による「ナチュラルにクリエイティブに生きる」をテーマとした対談を聴き、そこからパターンランゲージにするコツ・内容を抽出します。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)

第4回:パターン・マイニング対談#2
井庭・鎌田による「ナチュラルにクリエイティブに生きる」をテーマとした対談を聴き、そこからパターンランゲージにするコツ・内容を抽出します。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)

第5回:体系化とパターン・ネーミング
対談から抽出した種を用いて、全体の体系を構築し、個々のパターンの位置づけを把握します。その上で、個々のパターンに名前をつけます。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)

第6回:CPSライティング
個々のパターンのContext, Problem, Solution(CPS)をそれぞれ一文で書き下します。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)

第7回:パターンの形式と表現
パターンの形式とその表現について学びます。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)

第8回:パターン・ライティング
パターンの詳細の記述をどのように書き込んでいくのか、そして、それをどのようによりよくしていくのかについて学びます。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)

第9回:パターン・レビュー
グループワークで書いてきてもらったパターンのドラフトをいくつか取り上げ、どのような点に気をつけて修正していくのかを学びます。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)

第10回:パターン・イラストレーティング
パターン・イラストの描き方の方法とコツを学びます。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)

第11回:パターンランゲージの仕上げ
グループワークで書いてきてもらったパターンのドラフトをいくつか取り上げ、どのような点に気をつけて修正していくのかを学びます。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)

第12回:グループの担当パターンの仕上げ
グループワークで担当パターンの仕上げをします。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)※通常授業日以外

第13回:グループの担当パターンの仕上げ
グループワークで担当パターンの仕上げをします。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)※通常授業日以外

第14回:グループの担当パターンの仕上げ
グループワークで担当パターンの仕上げをします。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)※通常授業日以外

第15回:パターンランゲージが拓く未来 & 授業の振り返り
パターンランゲージはどのような未来を可能とするのかについて考えます。また、この授業を振り返ります。(担当:井庭 崇、鎌田 安里紗)


【提出課題・試験・成績評価の方法など】
成績は、授業への参加、グループワークでの貢献と成果、文献読解の宿題、最終レポートから総合的に評価します。


【履修上の注意】

  • 授業は全回、オンラインで行いますので(Zoomで行う予定)、受講に適した通信環境で参加してください。

  • 授業と並行して、文献を読んでまとめを提出する個人宿題が毎週出ます。授業初回までに早めに、書籍 『パターン・ランゲージ:創造的な未来をつくるための言語』(井庭 崇 編著, 慶應義塾大学出版会)を入手しておいてください。

  • 授業外で少人数のグループワークをオンラインで行ってもらいます。途中で放棄することなく、最後までやり切ってください。


    【学生が準備するソフト・機材】
  • Zoom(https://zoom.us/ より無料でインストール可能)


    【履修選抜課題】
    受入学生数(予定):約 80 人
    選抜方法:課題提出による選抜

    次の(1)~(3)についてそれぞれ書いたエントリーレポートを提出してください。冒頭に学年、学籍番号、CNSアカウント名、名前を明記し、ファイルはPDF形式で提出してください。

    (1) 今年度のテーマである「ナチュラルにクリエイティブに生きる」ということを探究することは、あなたにとってどのような意味・意義があると考えますか。また、「ナチュラルにクリエイティブに生きる」ことの実践を支援する言葉(パターンランゲージ)があると、どのような人のためになると思いますか? あなたなりの考えをまとめてください。

    (2) 「ナチュラルにクリエイティブに生きる」ということについて、あなたなりのコツや大切にしていることを、箇条書きで書き出してください。

    (3) 「A. 創造的な暮らし」「B. 自然(環境)との関わり」「C. 心身ともに健康に生きる」の3つの小テーマのうち、どれに興味がありますか? 第一希望と第二希望を教えてください。「どれも興味がある」「どれでもよい」という人はそれでもよいので、その旨、教えてください。

    ◯エントリー〆切日時:2020年4月13日(月) 17:00
    ◯履修許可者発表日時:2020年4月15日(水) 17:00


    【教材・参考文献】

    教科書
  • 『パターン・ランゲージ:創造的な未来をつくるための言語』(井庭崇 編著, 中埜博, 江渡浩一郎, 中西泰人, 竹中平蔵, 羽生田栄一, 慶應義塾大学出版会, 2013年)

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    参考文献
  • 『対話のことば:オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』(井庭 崇, 長井 雅史, 丸善出版, 2018年)
  • 『プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32』 (井庭 崇 , 梶原 文生, 翔泳社, 2016年)
  • 『おもてなしデザイン・パターン:インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28』(井庭 崇, 中川 敬文, 翔泳社, 2019年)
  • 『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』(井庭 崇, 岡田 誠 編著, 慶應義塾大学 井庭崇研究室, 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ, 丸善出版, 2015年)
  • 『園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』(井庭 崇, 秋田 喜代美 編著, 野澤 祥子, 天野 美和子, 宮田 まり子, 丸善出版, 2019年)
  • 『ミラパタ(未来の自分をつくる場所:進路を考えるためのパターン・ランゲージ)ブックレット&カード セット』(クリエイティブシフト, 2017)
  • 『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』(井庭崇+井庭研究室, 慶應義塾大学出版会, 2013年)
  • 『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』(井庭 崇 編著, 鈴木 寛, 岩瀬 直樹, 今井 むつみ, 市川 力, 慶應義塾大学出版会, 2019年)
  • 『時を超えた建設の道』(クリストファー・アレグザンダー, 鹿島出版会, 1993年)
  • 『パタン・ランゲージ:環境設計の手引』(クリストファー・アレグザンダー, 鹿島出版会, 1984年)
  • 『Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン』(Mary Lynn Manns, Linda Rising, 丸善出版, 2014年)
  • 『パターン、Wiki、XP:時を超えた創造の原則』(江渡浩一郎, 技術評論社, 2009年)
  • 『A Tale of Pattern Illustrating:パターンイラストの世界』(原澤 香織, 宮崎 夏実, 櫻庭 里嘉, 井庭 崇, CreativeShift, 2015)


    【担当教員】

    井庭 崇(いば たかし)
    1974年、神奈川生まれ。慶應義塾大学総合政策学部 教授。株式会社クリエイティブシフト代表取締役社長、一般社団法人みつかる+わかる 理事、および、パターン・ランゲージの学術的な発展を促す国際組織 The HillsideGroup 理事も兼務。2003年、慶應義塾大学政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。
    様々な創造実践領域の研究を通じて、創造とはどういうことかを明らかにするために、創造システム理論を構築・提唱している。また、創造社会(Creative Society)の実現に向けての社会論、および、創造実践の支援の方法としての「パターン・ランゲージ」の作成・研究に取り組んでいる。井庭研メンバーと作成したパターン・ランゲージは、多様な分野の60種類以上にのぼり、その数は、1600パターン以上となる。
    編著書・共著書に『複雑系入門』(NTT出版、1998年)、『社会システム理論』(慶應義塾大学出版会、2011 年)、『パターン・ランゲージ』(慶應義塾大学出版会、2013年)、『プレゼンテーション・ パターン』(慶應義塾大学出版会、2013年:2013年度グッドデザイン賞受賞)、『旅のことば』(丸善出版、2015年)、『プロジェクト・デザイン・パターン』(翔泳社、2016年)、『対話のことば』(丸善出版, 2018年)、『おもてなしデザイン・パターン』(翔泳社, 2019年)、『園づくりのことば』(丸善出版, 2019年)、『クリエイティブ・ラーニング』(慶應義塾大学出版会, 2019年)など。2012年にNHK Eテレ「スーパープレゼンテーション」で「アイデアの伝え方」の解説を担当。

    鎌田 安里紗(かまだ ありさ)
    1992年、徳島県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部非常勤講師。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程在籍。高校進学と同時に単身上京。在学中に雑誌『Ranzuki』でモデルデビュー。エシカルな取り組みに関心が高く、フェアトレード製品の制作やスタディ・ツアーの企画などを行っている。衣食住やものづくりについて探究する「暮らしのちいさな実験室Little Life Lab」を主宰。著書に『enjoy the little things』(宝島社)。環境省「森里川海プロジェクト」アンバサダー。
    これまでに中心的に作成したパターン・ランゲージは、「Ethical Lifestyle Patterns」、「Personal Culture Patterns」、制作に関わったのは「コラボレーション・パターン」、「Generative Beauty Patterns」、『旅のことば:認知症とともによりよく生きるた めのヒント』(イラストも担当)、『おもてなしデザイン・パターン: インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28』、「Pattern Writing Patterns」など。


    ※ 学期後半には、同じ金曜4・5限に「創造システム理論」(井庭・若新)が開講されます。併せてどうぞ。
  • 授業関連 | - | -

    慶應義塾大学SFC「創造システム理論」2020シラバス

    「創造システム理論」
    慶應義塾大学SFC総合政策学部・環境情報学部(基盤科目-共通科目)
    担当教員:井庭 崇, 若新 雄純
    開講:2020年度春学期(後半:6・7月)
    曜日時限:金曜4・5限(オンライン開講)

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    【主題と目標/授業の手法など】

    これからの時代は、さまざまな問題・課題を解決したり、新しい仕組みやあり方を新たにつくっていくことが不可欠な時代です。まさに一人一人が創造性(クリエイティビティ)を発揮することが求められるのです。それでは、創造的(クリエイティブ)に考えたり、創造的な場やチームをつくるためには、どうしたらよいのでしょうか?

    この授業では、創造やコラボレーションに関する理論と、最先端の魅力的な事例について学び、自らの実践へとつなげていくことに取り組みます。授業は毎週、理論編と対話編の二つのパートで構成されていて、理論編では先端的な理論を学び、対話編では具体的なエピソードなどを知り理解を深めていきます。

    なお、2020年度の授業は全回、オンラインで行います(Zoomで行う予定)。履修者には、授業外で「自分自身の創造実践」(テーマ・方法は何でも構いません)に取り組んでもらいます。また、考えを深めてもらうために、授業と並行して文献を読む宿題を出すので、授業初回までに早めに、書籍『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』を入手しておいてください。

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    【授業計画】

    第1回:創造的(クリエイティブ)とはどういうことか【理論編】
    創造的であるとはどういうことかを理解するために、井庭崇が提唱している「創造システム理論」を学びます。「創造」という現象を、発見の連鎖を通じて作動するシステムであると捉える独自のシステム理論を通じて理解していきます。キーワードは、「創造システム」「発見の連鎖」「オートポイエーシス」です。(担当:井庭 崇)

    第2回:創造的(クリエイティブ)とはどういうことか【対話編】
    創造経験を振り返り、それを創造システム的に捉え直し、「発見の連鎖」について具体的に理解します。(担当:井庭 崇, 若新 雄純)

    第3回:無我の創造とパターン・ランゲージ【理論編】
    本格的な創造は、「ああしよう」「こうしよう」という作為が落ちた状態で、つくっているものが「あるべきかたち」になるように、つくられつつあるもにに寄り添い、支え、体験するということなのだという、井庭崇が提唱している「無我の創造」の考え方について学びます。そのうえで、無我の創造を支えるメディアとして、パターン・ランゲージについて学びます。キーワードは、「中動態」「あるべきかたち」「クリエイティブ・ラーニング」です。(担当:井庭 崇)

    第4回:無我の創造とパターン・ランゲージ【対話編】
    「無我の創造」について、事例を交え、理解を深めます。(担当:井庭 崇, 若新 雄純)

    第5回:社会を変える方法、ジェネレーターシップとトリックスターシップ【理論編】
    お社会を変える方法についてのアルバート・ハーシュマンの「Voice-Exitモデル」を拡張した井庭崇の「Reframe-Generationモデル」を紹介し、社会を動かし、未来をつくるアプローチについて考えます。また、いわゆる「リーダー」とは違う、これからの社会を変える役割を担う人として、井庭崇が提唱している「ジェネレーター」や「トリックスター」(道化)の特徴とその可能性について考えます。キーワードは、「異端」「遊び心」「革新性」です。(担当:井庭 崇)

    第6回:社会を変える方法、ジェネレーターシップとトリックスターシップ【対話編】
    「Voice-Exitモデル」と「Reframe-Generationモデル」、そして「ジェネレーター」と「トリックスターシップ」についての理解を深めます。(担当:井庭 崇, 若新 雄純)

    第7回:ゆるい創造【理論編】
    現代は、物質的な豊かさの中で人々が求めるものが多様になり、「答え」が分からない複雑な社会です。そこで、無理に白黒や勝ち負けをつけようとせず、また短期的な成果を求めすぎずに、試行錯誤を楽しみながら新しい発見を重ねていくことが大切です。若新雄純の提唱する「ゆるい創造」について学びます。キーワードは、「ゆるいコミュニケーション」「創造的脱力」です。(担当:若新 雄純)

    第8回:ゆるい創造【実践編】
    自分が取組んでいるプロジェクトや自分自身のあり方をトリックスターシップを発揮するかたちに変えるとどのように変えることができるのかを考えてみます。(担当:若新 雄純)

    第9回:混沌とした秩序【理論編】
    創造性を理解するための世界観・科学観として、「カオス理論」を学びます。「決まったルールがあるのにデタラメに振る舞う」ことや、「カオスに見えるのにシンプルなルールが潜んでいる」ということを考えます。その上で、小さな原因が大きな結果を生み出し得るという非線形の世界観から、個人やチームの小さな思い・活動から始まる社会イノベーションについて考えていきます。 キーワードは、「創発」「複雑性」「非線形」です。(担当:井庭 崇, 若新 雄純)

    第10回:幸せのたまご【方法編】
    「部分の寄せ集め」思考ではなく「全体からの本質思考」を促す方法として、井庭崇が提唱している「幸せのたまご」の方法について学びます。キーワードは、「全体性」「分化」「本質」です。(担当:井庭 崇, 若新 雄純)

    第11回:自分自身の創造実践
    各自、自分自身の創造実践に取り組みます。(担当:井庭 崇, 若新 雄純)※通常授業日以外

    第12回:自分自身の創造実践
    各自、自分自身の創造実践に取り組みます。(担当:井庭 崇, 若新 雄純)※通常授業日以外

    第13回:自分自身の創造実践
    各自、自分自身の創造実践に取り組みます。(担当:井庭 崇, 若新 雄純)※通常授業日以外

    第14回:ライトニング・トーク
    授業期間中に学んだ考え方や方法を用いて、「つくることを通じてつくられる自分」を考えながら、「自分自身の創造実践」を紹介してもらいます。(担当:井庭 崇, 若新 雄純)

    第15回:ライトニング・トーク
    授業期間中に学んだ考え方や方法を用いて、「つくることを通じてつくられる自分」を考えながら、「自分自身の創造実践」を紹介してもらいます。(担当:井庭 崇, 若新 雄純)


    【提出課題・試験・成績評価の方法など】
    授業と並行して、文献読解の宿題と、「自分自身の創造実践」(テーマ・方法は何でも構いません)に取り組んでもらいます。成績評価は、授業への参加、宿題、発表、期末レポートから総合的に評価します。


    【履修上の注意】

  • この科目は、春学期の後半(6・7月)に週2コマ開講する科目です。

  • 授業は全回、オンラインで行いますので(Zoomで行う予定)、受講に適した通信環境で参加してください。

  • 授業と並行して、文献を読んでまとめを提出する個人宿題が毎週出ます。授業初回までに早めに、『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』(井庭 崇 編著, 慶應義塾大学出版会)を入手しておいてください。


    【履修選抜課題】
    受入学生数(予定):約 90 人
    選抜方法:課題提出による選抜

    「創造」を自分なりに表現する「自撮り動画」を撮影してください。動画は30秒以内とし、YouTubeに限定公開設定でアップし(各自アカウント取得が必要です)、そのURLを提出してください。

    「創造」をどう表現するかは自由です。ただし、単に動画の派手さや奇抜さを評価するものではありません。また、動画そのものの画質や編集・加工技術を評価するものではないので、 特別なカメラ機材などを仕様する必要もありません。スマホ撮影で十分です。※構図は必ず「自撮り動画」にしてください。

    30秒という時間と「自撮り」という構図の中でいかにして「創造」を表現することができるのか、ぜひ工夫を凝らして楽しんでみてください。この課題を楽しむことができるかどうかが、一種の選抜(Natural Selection)になっていると言えるかもしれません。

    ◯エントリー〆切日時:2020年4月13日(月) 17:00
    ◯履修許可者発表日時:2020年4月15日(水) 17:00


    【教材・参考文献】

    教科書
  • 『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』(井庭 崇 編著, 鈴木 寛, 岩瀬 直樹, 今井 むつみ, 市川 力, 慶應義塾大学出版会, 2019年)

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    参考文献
  • 『創造的脱力:かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論」(若新 雄純, 光文社, 2015年)
  • 『社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(井庭 崇 編著, 宮台 真司, 熊坂 賢次, 公文 俊平, 慶應義塾大学出版会, 2011年)
  • 『複雑系入門:知のフロンティアへの冒険』(井庭 崇, 福原 義久, NTT出版, 1998年)
  • 『創発する社会―慶應SFC〜DNP創発プロジェクトからのメッセージ』(國領 二郎 編著, 日経BPコンサルティング, 2006) ※とくに第1章「創発という、怪しくて魅力的な何か」(熊坂 賢次)


    【担当教員】
    この授業は、毛色・ノリの異なるこの二人のフュージョンでお届けします!

    井庭 崇(いば たかし)
    慶應義塾大学総合政策学部 教授。
    株式会社クリエイティブシフト代表取締役社長、一般社団法人みつかる+わかる 理事、および、パターン・ランゲージの学術的な発展を促す国際組織 The HillsideGroup 理事も兼務。
    2003年、慶應義塾大学後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。
    様々な創造実践領域の研究を通じて、創造とはどういうことかを明らかにするために、創造システム理論を構築・提唱している。また、創造社会(Creative Society)の実現に向けての社会論、および、創造実践の支援の方法としての「パターン・ランゲージ」の作成・研究に取り組んでいる。
    編著書・共著書に『複雑系入門』(NTT出版、1998年)、『社会システム理論』(慶應義塾大学出版会、2011 年)、『パターン・ランゲージ』(慶應義塾大学出版会、2013年)、『プレゼンテーション・ パターン』(慶應義塾大学出版会、2013年:2013年度グッドデザイン賞受賞)、『旅のことば』(丸善出版、2015年)、『プロジェクト・デザイン・パターン』(翔泳社、2016年)、『対話のことば』(丸善出版, 2018年)、『おもてなしデザイン・パターン』(翔泳社, 2019年)、『園づくりのことば』(丸善出版, 2019年)、『クリエイティブ・ラーニング』(慶應義塾大学出版会, 2019年)など。2012年にNHK Eテレ「スーパープレゼンテーション」で「アイデアの伝え方」の解説を担当。


    若新 雄純(わかしん ゆうじゅん)
    慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授。
    株式会社NewYouth代表取締役、NEET株式会社代表取締役などを兼任。
    慶應義塾大学大学院修了、修士(政策・メディア)。
    専門はコミュニケーション論。人・組織・社会における創造的な活動を促すコミュニケーションのあり方を研究・模索。
    大学在学中に、障害者の就労支援を行う株式会社LITALICO(東証一部上場)を設立し、取締役COOに就任。その後大学院で研究活動に取り組み、独立。
    日本全国の企業・自治体・学校などで実験的政策やプロジェクトを多数提案・実施中。全国の若年無業者(ニート)を100人以上集めた株式会社の発足や、週休4日の「ゆるい就職」プロジェクト、女子高生がまちづくりを模索する「鯖江市役所JK課」プロジェクト(総務大臣賞を受賞)などを企画。
    社会のさまざまな現場で調査・フィールドワークを行い、ビジネス誌等での執筆や、テレビ番組のコメンテーターとしての出演、講演実績多数。著書に『創造的脱力~かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論』(光文社新書)がある。


    ※ 学期前半には、同じ曜日時限に「パターンランゲージ」(井庭・鎌田)が開講されます。併せてどうぞ。
  • 授業関連 | - | -

    井庭研説明会A / Information Session of Iba Lab B

    1月16日(木)6限に、井庭研A説明会を行います(κ12)。

    井庭研A:Natural & Creative Living Lab - 未来をつくる言葉をつくる
    [ 地球温暖化 / スタートアップ(ベンチャー起業) / 自分らしく生きる / エシカル・イノベーション / 自然と創造性のまちづくり / 創造的マネジメント ]
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    井庭研Aシラバスはこちら→ http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/sb/log/eid572.html


    We’ll have information session on Iba Lab B on Jan 15th (Wed), 2nd period, at o408 lab room.

    Iba Lab B (in English): Future Study on Natural & Creative Society
    Collecting seeds of visions/ideas of natural & creative living and creating "Future Language" describing them

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    Iba Lab B Syllabus: http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/sb/log/eid573.html
    井庭研だより | - | -

    Seminar Syllabus: Iba Lab B (in English), 2020 Spring

    Iba Lab B, in English
    Future Study on Natural & Creative Society

    (Thursday 2nd period, 2020 Spring semester)

    Information Session: Jan 15 (2nd period, at o408 lab room)
    Entry submission deadline: Jan 19
    Interview sessions: Jan 21 or 23


    Collecting seeds of visions/ideas of natural & creative living and creating "Future Language" describing them

    Our goal in Iba Lab is to support the upcoming “Creative Society” by creating tools to help people live creatively along with the natural world. In Iba Lab B, you will be able to research fascinating examples from around the world of ways of doing and being that connect to the future Creative Society, and by doing so, work towards constructing the future vision of the Creative Society. We will all gather examples of new initiatives, methods, systems, ways of managing, styles of education, ways of working, etc. and collect them into a usable form, putting them into words as a “future language”, and making a card set that shows the possibilities of a Creative Society.

    A “Future Language” is made by defining new “words” that represent visions or ideas for the future and collecting these words into a language. With these words, we are able to think of, imagine, and talk about a more richly imaginable future and collaborate towards it. Along with creating these Future Languages, in Iba Lab we will create them into "Future Language Cards" and use them to hold workshops.

    Another activity we may do is make one of the walls of our lab a “Future Wall,” where we can project and show many ideas, examples and words. We will build this wall so that just standing in front of it will let you feel more exciting about the thrilling future.

    Iba Lab puts an emphasis of a learning style we call “Creative Learning,” in other words, “learning by creating” and “learning through creating.” This is a learning style in which, by taking part in a creative practice where one makes something, one can construct knowledge within themselves while deepening their understanding of things and gaining new ideas. In Iba Lab B, we will deepen our understandings of what kinds of potentials in our society, why future vision is important, and how we can create an useful language for thinking and communication on future.

    Our activities will generally be conducted in English, but because we would like to gather examples from around the world, we welcome students of all backgrounds and languages.

    We look forward to conducting creative research and activities with you to work towards an exciting and creative future!

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    Number of Students
    15

    Requirement
    The theme for our lab is creativity. We are looking for prospective lab members who are willing to commit creatively to the future!

    Class Schedule
    Official meeting will be 2nd period on Thursdays.
    Members are required to work at collecting information about future seeds outside of class time.

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    Special Note
  • With regards to the timing of enrollment, we highly encourage students to join during their early years at SFC (1st years and 2nd years are especially welcome). Joining early will allow students to gain research experience and get more opportunities.

  • We welcome students to collaborate with members of Iba Lab A (which is run in Japanese) or share existing pattern languages with your home countries (through translations, workshops, etc.).

  • Join us on opportunities to go on overseas trips to present our research results and hold workshops at international academic conferences.

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    Screening Schedule
    Entry submission deadline: Jan 19

    Entry Assignment
    After reading through this syllabus thoroughly, please submit the entry assignment described below via email by Jan 19.

    Email to: ilab-entry [at] sfc.keio.ac.jp (Please change [at] to @)
    Subject: Iba Lab B (2020 Spring) Entry

    Please attach your entry assignment in a Word, Pages or PDF file.

    Please attach your entry assignment in a Word, Pages or PDF file.

    Iba Lab B (2020 Spring) Entry

    1. Name, Faculty, Grade, Student ID, e-mail address

    2. Profile photo

    3. Introduction of yourself (interests, future visions, Circles, activities, any other points to sell)

    4. Theme/topics you are interested in.

    • An example of Prof. Iba’s interests: lifestyle of artist, creative community, farming, permaculture, living lab, fermentation, choosing in a Forrest, self-built house, education
    • An example of a student’s interests: education, linguistics, tefl, music, translation, cooking

    5. Your native language and your skill level in other languages (including any 2nd, 3rd languages) as well as your Japanese Language level

    6. Skills/ things you are good at (graphic design, film editing, programming, music, etc.)

    7. Courses by Prof. Iba which you have taken before (if any)

    8. Favorite classes you've taken so far (Multiple answers are welcome)

    9. Labs (Kenkyukai) you have been a part of (if any)

    10. Other Labs (Kenkyukai) you are planning on joining next semester (if any)

    Assesment Method
    Grading will be based on student’s effort in the projects, as well as in other activities related to the lab.

    Materials & Reading List

  • Future Study
    • Daniel H. Pink, A Whole New Mind: Why Right-Brainers Will Rule the Future, Updated edition, Riverhead Books, 2006
    • Peter Schwartz, The Art of the Long View: Planning for the Future in an Uncertain World, Currency, 2012
    • Kees van der Heijden, Scenarios: The Art of Strategic Conversation, Wiley, 2005
    • Adam Kahane, Transformative Scenario Planning: Working Together to Change the Future, Berrett-Koehler Publishers, 2012
    • John Urry, What is the Future?, Polity, 2016
    • Lynda Gratton, Andrew Scott, The 100-Year Life: Living and Working in an Age of Longevity, Bloomsbury Business, 2017
    • Neil Gershenfeld, Fab: The Coming Revolution on Your Desktop--from Personal Computers to Personal Fabrication, Basic Books, 2005
    • Takashi Iba, “Future Language for Collaborative Design,” PUARL Conference 2016, USA, 2016 [Paper PDF]
    • Takashi Iba, “Sociological Perspective of the Creative Society” in Matth us P. Zylka, Hauke Fuehres, Andrea Fronzetti Colladon, Peter A. Gloor (eds.), Designing Networks for Innovation and Improvisation (Springer Proceedings in Complexity), Springer International Publishing, 2016, pp.29-428 [Paper (Springer)]

  • Pattern Languages Iba Lab created and published in English
  • Pattern Languages Iba Lab created and published in other languages
    Related Courses
    Iba Lab A: Natural & Creative Living Lab (in Japanese)

    Contact
    ilab-entry [at] sfc.keio.ac.jp
  • 井庭研だより | - | -

    新規メンバー募集!井庭研A:Natural & Creative Living Lab(2020春)シラバス

    井庭研Aシラバス(2020年度春学期)
    Natural & Creative Living Lab - 未来をつくる言葉をつくる

    [ 地球温暖化 / スタートアップ(ベンチャー起業) / 自分らしく生きる / エシカル・イノベーション / 自然と創造性のまちづくり / 創造的マネジメント ]
    担当:井庭 崇(総合政策学部教授)
    研究会タイプ:A型(4単位)

    2020年1⽉16⽇(木)6限:井庭研説明会 @ κ12
    2020年1⽉19⽇(日):エントリー〆切
    2020年1⽉21日(火)・23日(木):面接
    2020年1月25日(土):2019年度最終発表会(履修希望者は原則参加)@ τ11

    以下の6プロジェクトのメンバーを募集します。

    (A)「地球温暖化 - CO2ネットゼロの暮らしのデザイン」プロジェクト
    (B)「スタートアップの実践知」プロジェクト
    (C)「自分らしく突き抜ける生き方」プロジェクト
    (D)「エシカル・イノベーション」プロジェクト
    (E)「NaturalとCreativeの出会う場所のつくりかた」プロジェクト
    (F)「クリエイティブ・マネジメント」プロジェクト

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    【研究テーマ】
    井庭研では、情報社会の次に来るこれからの社会を「創造社会」(Creative Society)と考え、創造的で豊かな生き方を実践・支援するための研究を行なっています。

    井庭研で 「創造的」(creative) というとき、それは「発見の連鎖」をつないでいくということを意味しています。日常的な創造性でも、専門的な創造性でも、小さな発見が次々と生じているような状態を「創造的」だと捉えます。そのような「発見の連鎖」が起きている状況では、つくり手も想定していなかったような展開が生まれ、その経験を通してつくり手は変化・成長します。つくることは探究することであり、学ぶこと、そして変化することなのです。

    このような創造的な活動がいろいろな分野で起きやすくなるための支援の研究が、井庭研で取り組んでいることです。具体的にどのようなテーマの研究を行うのかは毎年変わります(2020年春学期に予定しているプロジェクトについては、下記の【プロジェクト】を参照)。

    井庭研では、 一人ひとりがもっている自然な創造性(ナチュラル・クリエイティビティ:Natural Creativity)の力を信じ、それがより発揮されることを目指しています。かつて、作家のミヒャエル・エンデは、「創造的であるというのは、要するに、人間的であるということにほかならない。」と語りました。井庭研ではさらに、創造的であることは人間的であり、そしてそれは自然(ナチュラル)なことである、と考えています。人為的・作為的な創造行為ではなく、より自然のあり方・かたちに近い創造性のあり方(無我の創造)と生き方を探究しています。


    【アプローチ】
    そのような未来に向けての転換・変化のためには、思想と理論、方法論と道具を駆使していく必要があります。井庭研究室では、「プラグマティズム」「現象学」「構造主義」などの思想とともに、「システム理論」や「創造性」、「学び」の理論等を踏まえながら、日常的な創造的活動を支援する「パターン・ランゲージ」という「メディア」をつくり、その方法論を開発することで、創造的で豊かな生き方ができる社会へのシフトを目指します。

    パターン・ランゲージ(Pattern Language)は、物事の秘訣や経験則、コツを言語化して共有する方法です。もともとは、建築やソフトウェアのデザイン(設計)の知を言語化する方法として考案・発展してきたものですが、井庭研では人間行為の経験則を言語化する方法として応用してきました。学び、プレゼンテーション、コラボレーション、企画、料理、暮らしのデザインなど、井庭研ではこれまでに70種類以上の領域で1700パターン以上をつくってきました。パターン・ランゲージの使い方については、「対話」のメディアとして用いるということを提案し、実践してきました。いろいろな実践領域のパターン・ランゲージをつくるということは、新しい分野を始める支援をするということで、ソフトな社会インフラをつくっている、と言うことができます。

    井庭研では、パターン・ランゲージの作成に加えて、ワークショップを設計・実施したり、日常の環境に埋め込むための新しいメディアのデザインなども行うことで、よりナチュラルでクリエイティブな生き方を支援し、そのための社会の変化を促すことに取り組んでいきます。

    そして、そのような創造実践の研究活動を通じて、物事への理解を深め、力を養っていく「クリエイティブ・ラーニング」(創造的な学び、つくることによる学び)を実践します。日頃の活動については、井庭研のFacebookグループ(https://www.facebook.com/ilabsfc/)で写真とともに紹介しているので、そちらも併せて見てみてください。


    【プロジェクト】
    2020年春学期は、以下の6つのプロジェクトが予定されています。

    (A)「地球温暖化 - CO2ネットゼロの暮らしのデザイン」プロジェクト
    世界全体の平均気温の上昇が産業革命以前に比べ1.5度を超えると、地球上のかなりの変化を引き起こし、人類・暮らしに大きな影響があると言われている。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のレポートでは、早ければ10年以内にその1.5度を超える可能性があるという。この地球規模の環境危機に対し、私たちが日常レベルで行動や暮らしを変えることで、その進行を食い止めることはできないだろうか?本プロジェクトでは、国内外での実践事例・研究を調べ、そこから、暮らしを再構築するためのパターン・ランゲージを作成する。

    (B)「スタートアップの実践知」プロジェクト
    起業家コミュニティとの共同研究により、スタートアップ(ベンチャー起業)の実践の経験則・コツ・秘訣を言語化したパターン・ランゲージを作成する。最終成果物は書籍化する予定。

    (C)「自分らしく突き抜ける生き方」プロジェクト
    世の中が大きく変わり、人生に対する思いは変わってきても、日本において多くの人が実際に採用する生き方は、依然として昭和の時代からあまり変わっていないというのが現状ではないだろうか。本プロジェクトでは、昔ながらの人生のレールに乗るのではなく、自分らしく突き抜ける生き方をしている方々を研究し、自分らしく突き抜ける生き方のパターン・ランゲージを作成する。

    (D)「エシカル・イノベーション」プロジェクト
    社会の基盤となるような新しい方法・道具の研究とイノベーション社会実装と普及の方法について、インターネットのWIDEプロジェクトの事例から学び、パターン・ランゲージを作成する(村井純さんとの共同研究)。最終成果物は書籍化を目指している。

    (E)「NaturalとCreativeの出会う場所のつくりかた」プロジェクト
    ポートランドのまちづくりから学ぶ、コミュニティによるエコでクリエイティブな街のつくり方のパターン・ランゲージを作成する(元・ポートランド市開発局の山崎満広さんと共同研究)。山崎さんは『ポートランド:世界で一番住みたい街をつくる』や『ポートランド・メイカーズ:クリエイティブコミュニティのつくり方』の著者でもある。最終成果物は書籍化を目指している。

    (F)「クリエイティブ・マネジメント」プロジェクト
    魅力的な事業コンセプト、メンバーの強みを活かした組織づくり、創造的人材育成などのクリエイティブ・マネジメント(創造的経営)のパターン・ランゲージを作成する(UDS株式会社との共同研究)。『プロジェクト・デザイン・パターン』と『おもてなしデザイン・パターン』に続くパターン・ランゲージ作成共同研究第三弾。最終成果物は書籍化する予定。

    このほか、この春から「これからの訪問看護」についての対話のツール(パターン・ランゲージ)をつくるプロジェクトが、看護医療学部生たちとともに進行中です。こちらは、看護医療学部の授業等も考慮し、上記のプロジェクトとは異なる時間帯で活動しています。詳しくは説明会やメール等で聞いてください。

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    【運営方針】
    各自どれかひとつのプロジェクトに参加し、研究に取り組みます。 各プロジェクトは、複数人で構成され、成果を生み出すためのチームとして、ともに助け合い、高め合い、学び合いながら、研究に取り組みます。

    井庭研の大きな特徴として、学部生でも自分たちの研究成果を論文にまとめ、国際学会で数多く発表しているということがあります。例えば、2019年は、計11本の論⽂を書き、それをドイツ、カナダ、ポーランド等で開催された国際学会で発表してきました。また、国際学会でのワークショップも2本行いました。そのほとんどで、学部 2年⽣〜4年⽣が活躍しています。2020年度は台湾、ドイツ、アメリカ、イタリア等で国際学会発表を行う予定です。このように学部生のうちから、学術的な海外のコミュニティを経験できるというのも、井庭研の特徴・魅力のひとつです。

    また、研究成果を書籍として出版することもあります。井庭研では、そのくらい本格的に研究・実践に取り組んでいます。まさに、井庭研がSFC生活の中心となるような活動量です。そういう本格的な研究・実践に一緒に取り組みたいという人を募集します。

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    【履修条件】
  • 知的な好奇心と、創造への情熱を持っている多様な人を募集します。
  • 井庭研での研究・活動に積極的かつ徹底的に取り組もうという気持ちがあること。
  • 個々の研究だけでなく、「知的・創造的なコミュニティとしての井庭研」を一緒につくっていく意志があること。

    【その他・留意事項】
  • 井庭研では、たくさん本を読みます。難しいものもたくさん読みます。それは、知識を身につけるというだけでなく、考え方の型を知り、考える力をつけるためでもあります。さらに、他のメンバーとの共通認識を持ち、共通言語で話すことができるようになるためでもあります。創造の基盤となるのです。

  • 井庭研では、たくさん話して、たくさん手を動かします。文献を読んで考えるということはたくさんやりますが、それだけでは足りません。他のメンバーと議論し、ともに考え、一緒につくっていく、ということによって、一人ひとりの限界を超えることができます。こうして、ようやく《世界を変える力》をもつものをつくることができるのです。


    【授業スケジュール】
    井庭研では、どっぷりと浸かって日々一緒に活動に取り組むことが大切だと考えています。大学生活の・時間割上の一部の時間を井庭研の活動に当てるというよりは、 井庭研が大学生活のベースになるということです。井庭研に入るということは、SFCでの「ホーム」ができるということもあるのです。創造的な活動とその社会的な変革は、毎週数時間集まって作業するというだけでは成り立ちません。いつも、どこにいても考え、アンテナを張り、必要なときに必要なだけ手を動かすことが不可欠です。そのため、自分の生活の一部を埋めるような感覚ではなく、生活の全体に重なり、日々の土台となるようなイメージをもってもらえればと思います。

    そのなかでも、全員で集まって活動する時間も、しっかりとります。各自が準備をしたり勉強したりする時間とは別に、みんなで集まって話し合ったり、作業を進める時間が必要だからです。井庭研では、 水曜の3限から夜までと、木曜の4限から夜までの時間は、メンバー全員で集まって活動する 《まとまった時間》 としています。これらの時間は、授業や他の予定を入れないようにしてください。


    【評価方法】
    研究・実践活動への貢献度、および研究室に関する諸活動から総合的に評価します。


    【エントリー課題】
    1月19日(日)までに、指定の内容を書いたメールを提出してください。

    エントリーメールの提出先: ilab-entry[at]sfc.keio.ac.jp ([at]を@に変えてください)

    メールのサブジェクト(件名): 井庭研(2020春) 履修希望

    以下の内容を書いたファイル(PDF)を、メールに添付してください。

    井庭研(2020春) 履修希望

    1. 名前(ふりがな), 学部, 学年, 学籍番号, ログイン名, 顔写真 (写真はスナップ写真等で構いません)
    2. 自己紹介と日頃の興味・関心(イメージしやすいように、適宜、写真や絵などを入れてください)
    3. 井庭研の志望理由
    4. 参加したいプロジェクト
    5. 持っているスキル/得意なこと(グラフィックス・デザイン, 映像編集, 外国語, プログラミング, 音楽, その他)
    6. これまでに履修した井庭担当の授業(あれば)
    7. これまでに履修した授業のなかで、お気に入りのもの(複数可)
    8. これまでに所属した研究会と、来学期、並行して所属することを考えている研究会(あれば)

    1月21日(火)もしくは23日(木)に面接を行います。詳細の日時についてはエントリー〆切後に連絡します。また、1月25日(土)に、2019年度最終発表会を開催します。履修希望者は原則参加としますので、予定に入れておいてください(τ11)。

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    【教材・参考文献】

  • クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』(井庭 崇 編著, 鈴木 寛, 岩瀬 直樹, 今井 むつみ, 市川 力, 慶應義塾大学出版会, 2019)
  • パターン・ランゲージ: 創造的な未来をつくるための言語』 (井庭 崇 編著, 中埜 博, 江渡 浩一郎, 中西 泰人, 竹中 平蔵, 羽生田 栄一, 慶應義塾大学出版会, 2013)
  • 社会システム理論:不透明な社会を捉える知の技法』(井庭 崇 編著, 宮台 真司, 熊坂 賢次, 公文 俊平, 慶應義塾大学出版会, 2011)
  • プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32』 (井庭 崇 , 梶原 文生, 翔泳社, 2016)
  • おもてなしデザイン・パターン:インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28』(井庭 崇, 中川 敬文, 翔泳社, 2019)
  • 対話のことば:オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得』(井庭 崇, 長井 雅史, 丸善出版, 2018)
  • 旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』 (井庭 崇, 岡田 誠 編著, 慶應義塾大学 井庭崇研究室, 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ, 丸善出版, 2015)
    園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』(井庭 崇, 秋田 喜代美 編著, 野澤 祥子, 天野 美和子, 宮田 まり子, 丸善出版, 2019年)
    探究パターン・カード(創造的な探究のためのパターン・ランゲージ)」(クリエイティブシフト, 2019)
    アクティブ・ラーニング支援パターン・カード(ALP)」(クリエイティブシフト, 2019)
  • プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』 (井庭崇, 井庭研究室, 慶應義塾大学出版会, 2013)
  • 時を超えた建設の道』 (クリストファー・アレグザンダー, 鹿島出版会, 1993)
  • クリストファー・アレグザンダー:建築の新しいパラダイムを求めて』(スティーブン・グラボー, 工作舎, 1989)
  • ザ・ネイチャー・オブ・オーダー:建築の美学と世界の本質 ― 生命の現象』(クリストファー・アレグザンダー, 鹿島出版会, 2013)
  • 創造性とは何か』 (川喜田二郎, 詳伝社新書, 詳伝社, 2010)
  • 哲学は対話する:プラトン、フッサールの〈共通了解をつくる方法〉』(西 研, 筑摩選書, 2019)
    人間科学におけるエヴィデンスとは何か:現象学と実践をつなぐ』(小林隆児, 西研 編著, 竹田青嗣, 山竹伸二, 鯨岡 峻, 新曜社, 2015)
  • 夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです:村上春樹インタビュー集 1997-2011』 (村上春樹, 文春文庫,文藝春秋, 2011)
  • 感動をつくれますか?』 (久石 譲, 角川oneテーマ21, 角川書店, 2006)
  • 創造的論文の書き方』 (伊丹 敬之, 有斐閣, 2001)
  • 考える技術・書く技術:問題解決力を伸ばすピラミッド原則』(バーバラ・ミント, ダイヤモンド社, 1999)

    【関連プロジェクト】
    Iba Lab B: Future Study on Natural & Creative Society (in English)

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  • 井庭研だより | - | -

    2019年を振り返る:成果発表・活動等一覧

    2019年の最初には、僕のこれまでの教育実践・教育論の集大成と言える『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』を出版することができました。とても力を注いだので、序章が200ページもある「変」な本になりましたが、この本を世の中に届けることができて、本当によかったと思っています。これからの教育と社会について考えるために、ぜひ多くの人に読んでいただきたい一冊です。

    また、夏には、秋田喜代美先生(東京大学教育学部長)たちと一緒につくったパターン・ランゲージの書籍『園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』を出版することができました。

    国際学会では、例年通り、井庭研メンバーと多くの論文を発表しましたが、僕は『クリエイティブ・ラーニング』序章を4本の英語論文として発表しました。今年は、中学生の娘と学会論文を書き、一緒にドイツの学会に参加したのも、よい思い出です。

    2019年前半は、2018年夏からのサバティカルの後半戦ということで、単著執筆のための研究に専念しました。この本はいまも鋭意執筆中なのですが、自分にとってもこれまでのパターン・ランゲージ研究の集大成となる大著になります。こちらは引き続きがんばります。

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    Books

  • 井庭 崇 編著, 鈴木 寛, 岩瀬 直樹, 今井 むつみ, 市川 力, 『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』, 慶應義塾大学出版会, 2019年

  • 井庭 崇, 中川 敬文, 『おもてなしデザイン・パターン:インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28』, 翔泳社, 2019年

  • 井庭 崇, 秋田 喜代美 編著, 野澤 祥子, 天野 美和子, 宮田 まり子, 『園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』, 丸善出版, 2019年

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    Pattern Languages

  • 「おもてなしデザイン・パターン:インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28」(書籍カード

  • 「園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣」(書籍カード

  • 「探究PLカード:創造的探究のためのパターン・ランゲージ」(ベネッセ教材『探究ナビ』付属カード) / 「探究パターン・カード」(クリエイティブシフト一般販売カード)

  • 「アクティブ・ラーニング支援パターン・カード」(クリエイティブシフト一般販売カード)

  • 「感性科学マーケティング・パターン:実践・習得のコツのことば」 ※現在は、オラクルひと・しくみ研究所よりワクワク系マーケティング実践会会員向けに提供

  • 「ともに生きることば:最期までその人らしく生きる支援のためのヒント」(試作版 バージョン0.6)※今年は、Keio SFC Open Research Forum 2019 (ORF2019)にて限定配布

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    Style Language

  • 「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲージ」


    Magazine

  • 井庭 崇, 【巻頭インタビュー】「改めて、「対話」とは何か」, 月刊『教職研修』2019年7月号


    Web Interview

  • 井庭 崇 × 市川 力, 「『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』 井庭崇氏×市川力氏 出版記念対談 <前編>クリエイティブな時代に向けた新しい教育観、クリエイティブ・ラーニングとは」, CreativeShiftインタビュー, 2019年7月

  • 井庭 崇 × 市川 力, 「『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』 井庭崇氏×市川力氏 出版記念対談 <後編>クリエイティブ・ラーニングを生み出すジェネレーター」, CreativeShiftインタビュー, 2019年8月


    Conference Keynote

  • Takashi Iba, “Creating Pattern Languages for Creating a Future where We Can Live Well”, INTERSECTION19 (Designing Enterprises for Better Futures), Lisbon, Portugal, 2019年9月 【スライド

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    Conference Papers

  • Takashi Iba, Konomi Munakata, “Pattern Language and the Future of Education in Light of Constructivist Learning Theories, Part 1: Consideration with Generic Epistemology by Jean Piaget“, 24th European Conference on Pattern Languages of Programs (EuroPLoP2019), 2019

  • Takashi Iba, Aimi Burgoyne, “Pattern Language and the Future of Education in Light of Constructivist Learning Theories, Part 2: The Social Constructivism of Lev Vygotsky”, 24th European Conference on Pattern Languages of Programs (EuroPLoP2019), 2019

  • Haruka Iba, Takashi Iba, “A Pattern Language for Improving Foreign Language Skills when Studying Abroad”, 24th European Conference on Pattern Languages of Programs (EuroPLoP2019), 2019

  • Yuka Banno, Tomoki Kaneko, Takashi Iba, “A Proposal of Modular-Structured Pattern Language: Based on Pattern Language for End of Life Care”, 24th European Conference on Pattern Languages of Programs (EuroPLoP2019), 2019

  • Karin Iwata, Hinako Ando, Takashi Iba, “Patterns for Well-being in Life: 9 patterns for Being with others”, 24th European Conference on Pattern Languages of Programs (EuroPLoP2019), 2019

  • Takashi Iba, Aimi Burgoyne, “Pattern Language and the Future of Education in Light of Constructivist Learning Theories, Part 3: Consideration with John Dewey’s Concept of Pragmatism”, 26th Conference on Pattern Language of Programs (PLoP2019), 2019

  • Takashi Iba, Karin Iwata, “Pattern Language and the Future of Education in Light of Constructivist Learning Theories, Part 4: Consideration with Constructionism of Seymour Papert”, 26th Conference on Pattern Language of Programs (PLoP2019), 2019

  • Ryohei Suzuki, Mitane Umewaka, Yumiko Shimokawa, Takashi Iba, “A Pattern Language for Composing Film Music”, 26th Conference on Pattern Language of Programs (PLoP2019), 2019

  • Ryusei Murasawa, Misaki Yamakage, Rioja Kuroda, Yumiko Shimokawa, Aimi Burgoyne, Hiromu Kasahara, Takashi Iba, “A Style Language for Enjoying Japan”, 26th Conference on Pattern Language of Programs (PLoP2019), 2019

  • Hinako Ando, Karin Iwata, Rei Kono, Kohki Ogawa, Takashi Maeno, Takashi Iba, “Patterns for Well-being in Life - 9 Patterns for Loving the World”, 26th Conference on Pattern Language of Programs (PLoP2019), 2019

  • Yuki Kawabe, Takashi Iba, “An Ecosystem for Collaborative Pattern Language Acquisition”, COINs (Collaborative Innovation Networks) Conference 2019, 2019


    Talk Sessions

  • 井庭 崇, 「パターン・ランゲージがひらく世界観:多様な東洋と西洋の哲学の融合的展開」, 井庭研2018年度最終発表会 基調講演, 2019年1月

  • 村山 慶輔, 井庭 崇, 中川 敬文, 「インバウンド時代のビジネス成功のヒントを「創造的おもてなし」から学ぶ」, 新宿 INBOUND LEAGUE, 2019年2月

  • 井庭 崇 × 市川 力, 「面白がる力を育む:これからの創造的な生き方と世界観」, 有隣堂 アトレ目黒店, 2019年2月

  • 井庭 崇, 「未来をつくる言葉をつくる」, Portland Japanese Garden, 2019年5月

  • 井庭 崇, 「未来をつくることば:創造社会を支えるパターン・ランゲージ」, 人事院公務員研修(3年目フォローアップ研修), 2019年10月

  • Takashi Iba, “Creating Pattern Languages for Creating a Future where We Can Live Well”, Designing SFC Spirits, 慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス), 2019年10月 【スライド / 映像】

  • 井庭 崇, 「探究PLカードを活用し、生徒の『振り返り』を深める」, 探究ナビオンライン勉強会, 2019年10月

  • 井庭 崇, 「クリエイティブ・ラーニング:これからの学びと、学校・書店・図書館の新しい役割」, 図書館総合展2019, 2019年11月 【スライド / 映像

  • 井庭 崇, 「パターン・ランゲージとは何か」, ワクワク系マーケティング実践・習得のコツを掴むセミナー, 2019年11月

  • 井庭 崇, 阿部 有里, 鎌田 安里紗, 長井 雅史, 金子 智紀, 「パターン・ランゲージの使い方徹底解説&体験ワークショップ」, Keio SFC Open Research Forum 2019, 東京ミッドタウン, 2019年11月 【映像】

  • 井庭崇, 熊坂賢次, 田中浩也, 石川初, 市川力, 小阪裕司, ACCI BABA, 小島希世子, 「クリエイティブ・ラーニング(創造的な学び)とは:考え方と実践事例」, Keio SFC Open Research Forum 2019, 東京ミッドタウン, 2019年11月 【映像】

  • 井庭 崇, 「創造社会の学び:クリエイティブ・ラーニングの世界」, DeST - こどもとデザインとまなび, 2019年12月

  • 井庭 崇, 「開かれた対話の心得:オープンダイアローグのパターン・ランゲージを体験する」, 日本コーチ協会 第21回年次大会

  • 井庭 崇, 「探究の学習効果をメタ認知する - パターン・ランゲージの活用」, 第2回ESIBLA教育フォーラム, 2019年12月


    Workshops

  • 井庭 崇+井庭研究室,「「日本の楽しみ方のスタイル・ランゲージ」を用いた観光デザイン・ワークショップ」2019年2月

  • Yusuke Shimoda, Aimi Burgoyne, Shuichiro Ando, Ryusei Murasawa, Misaki Yamakage, Rioja Kuroda, Yumiko Shimokawa, Hiromu Kasahara, Takashi Iba, "Idea Mining Workshop Using A Style Language for Enjoying Japan", 8th Asian Conference on Pattern Languages of Programs (AsianPLoP 2019), 2019年3月

  • Konomi Munakata, Tomoki Kaneko, Takashi Iba, “Pattern Illustrating Workshop”, 24th European Conference on Pattern Languages of Programs (EuroPLoP2019), 2019年7月

  • 井庭研究室, 「CDGs(Creative Development Goals)をみんなでつくろう」, Keio SFC Open Research Forum 2019, 東京ミッドタウン, 2019年11月


    Lectures

  • 「Designing SFC Spirits」(SFCスピリッツの創造), 慶應義塾大学SFC

  • 「ワークショップデザイン」, 慶應義塾大学SFC

  • 「ラディカル・スクール・デザイン」, 慶應義塾大学 政策・メディア研究科


    Conference Committee

  • Program Committee, AsianPLoP2019

  • Program Committee, EuroPLoP2019

  • Steering Committee, COINs2019

  • Program Committee, PLoP2019


    おまけ

  • 「日々の料理をつくる」※夏から、料理を始めました。その記録。
  • このブログについて/近況 | - | -

    「2年後」の決意

    ちょうど2年前の今日、僕は脳出血で救急車で病院に運ばれ、入院した。その日は、なんてことない日だった。自宅の書斎で英語論文の仕上げ修正を行なっていた。そのあと大学で研究会(ゼミ)があり、その後、夕方からイベント登壇して対談の予定だった。その頃、いつものように毎日たくさん仕事し、とても疲れていた。その日、妻は、様子のおかしい僕を見て、もう仕事に復帰できないだろうと感じたという。それほどのひど状態だったということだ。

    脳出血の原因は最終的には特定できていないのであるが、状況から判断するに「疲れて血圧が高めだったところに、ストレスでさらに血圧が上がり出血したのではないか」というのが、最終的な診断だ。右脳の出血だった。僕が得意な領域を司る右脳。

    実は、救急車で運ばれたときも、入院したときも、僕自身はほとんど自覚症状がなく、「今日登壇の予定だったのに、対談相手と来場者に申し訳ない」ということと「来週、楽しみにしていた忘年会の予定があったのに、行けなそうで残念だなぁ」くらいの気持ちだった。でも、周囲に言わせれば、僕が話すとろれつがまわっていない(らしい)し、文字でのメッセージや投稿は、誤字脱字が相当ひどかった(これはあとで自分でも確認できた)。担当医師いわく、出血した箇所がマシだったので「この程度で済んだのだ」ということだった。

    そんなわけで、ことの重大さを自分が本当に実感したのは少し経ってからのことだった。後遺症は、左半身の麻痺、左半空間無視(視野では見えているのに認識の際に取りこぼされる)、高次脳機能障害。舌が思うように動かず、しゃべりは相当ゆっくりになり、元気がない。ちょっとしたことを忘れやすく、同時に複雑なことを並行してすることが困難になった。電車は逆方向に乗ってしまうし、降り損ねたり、違う駅であると気づかずに改札を出てから見知らぬ景色に呆然としたりする。僕の脳のなかでは、出血によってその周囲の脳細胞が死んでしまい、いろいろ不都合が起こっていた。認知症の方とその家族のためにつくったパターン・ランゲージ『旅のことば』が、自分自身と家族にとても役だったし、救いになった。

    その後3ヶ月は仕事は休ませてもらい週5のリハビリに通い、そのあとさらに3ヶ月は、最低限の仕事を再開しながら、週2〜3でリハビリを続けた。半空間無視があったので、運転免許は一度止まり、移動もしんどくなった(その後、リハビリが進んでから、医師の診断と運転試験場での操作検査の結果、許可が得られた)。

    幸いにも、倒れたあと約半年後(2018年8月)から1年間はサバティカル(在外研究)が決まっていたので、日本を離れ、米国オレゴン州ポートランドで研究に集中するという期間に入った。今回は、このような経緯もあったので、自分のペースで、休み休み研究・執筆をした。これも一緒のリハビリのようなもので、少しずつ少しずつできるようにしていった。

    それでも、30分集中して読書したり執筆したら、脳がオーバーヒートして、つっかえた感じで重く(痛く)なり、20分くらい横になって少しうとうとしないといけないような状況は、そのときも、いまもある。2019年末の今でも、そういう状態なのだ。

    ポートランドでは郊外に住んでいたこともあり、日本とはぜんぜん異なり、時間がとてもゆっくりと穏やかに流れていた。そのような環境で自分のペースで仕事ができたのは、僕の身体・精神的にもとてもありがたいことであった。話すことも、以前のようには楽ではないし、うまく舌がまわらない感じが(本人には)するのであるが、スピードはだいぶ戻った。1年間のサバティカルの期間はとても助かった。

    そういう生活を、サバティカル終了後(2019年8月〜)、日本でも心がけなければならない。予定が増えないように結構気をつけていたが、やっぱり実際には難しかった。実は、大学の執行部は、僕のことを心配して、重たい仕事を外してくれている(とてもありがたいことだ)。井庭研のメンバー(学生)たちも、僕のことを気遣ってくれている。みんな本当にやさしく、ありがたい。さっきも書いたが、依然として、後遺症を抱えた身なので。

    しかし、僕の状況を(おそらく)知らない外部の人たちは、どんどん依頼や打ち合わせや相談や面会を求めてくる。僕はもともと、そういうお願いには応えたいという気持ちが根底にある。そんなわけで、以前はすべて受けてきたし、相談にもほぼすべて乗ってきた。しかし、それゆえ、ひどく疲れ、ストレスが高まり、倒れたわけだ。なので、その応えたいという気持ちを抑えて、きちんといますべき対応をしていかなければならない。しかし、実際には、かなり控えるつもりでいた登壇や打ち合わせや相談や面会は、あれよあれよと膨れ上がり、倒れる前のように、ひどく疲れる生活に逆戻りしてしまった。このままでは本当にもたない。かなり厳しい状態だ。

    いまは薬を飲んでいるからとはいえ(入院後から2年間、血圧を下げる降圧剤を毎日飲んでいる)、以前と同じような生活をしていたら、また倒れてしまう。「二度目は一度目のようには軽くはなく、致命的になりやすい」と言われているし、本当に気をつけなければならない。このままでは、本当に死んでしまう。このような生活をしていてはだめなのだ。

    倒れてから2年目の今日。改めて心に誓う。来年は、本当に自分が疲れるような仕事・予定を入れないようにする。徹底的に排除する。たとえば、人に会うのはとても疲れるのだ。そして、予定にがんじがらめにならないように、ざっくりとしたスケジュールだけにして、細かく予定を入れ込まない。これは本当に死守しなければならない。

    そのことで「自分勝手な人だ」と思われても構わない。そんな人にそう思われないということよりも、死なずに生き続けることの方が圧倒的に重要だからだ(本当に近く理解してくれている人ならば、そんなことを思わないだろう)。「嫌われてもよい」という覚悟が今の僕には必要だ。そもそも八方美人的に誰にでもよい顔はできないのだ(つい、そうしようとしてしまって、自分の事情を後回しにしたりしわ寄せしてしまったりするが)。

    つまり、みんなに「いい人」であるのをやめようと思う。「いい人」であろうとして、死んでしまっては、「いい人」の「人」が抜けて、ただの「いい」だけになる。そんなこと、ぜんぜん意味がない。

    幸い、なんでも自分でやってしまおうとしがちな僕も、倒れてからは仲間により頼ざるを得なくなり、その結果、いろいろなことを仲間に委ねることができるようになった。そして、よいことに、それがかなりよい感じだということだ。だから、僕がこれまで一人でやってきたようなことも、いまはチームでしているし、そのことに新しい可能性を感じている。

    それゆえ、来年は、こういうことにしたい。

    講演やワークショップの機会自体はありがたいものも多いのだか、以上の理由により、講演やワークショップは僕自身がするのではなく、チームで受け、仲間にしてもらうようにする。さらに、僕やメンバーが予定でがんじがらめにならないように、講演に向けての打ち合わせは一切やらない。そういう事前打ち合わせをしないと不安な人・うまく実施できない組織からの依頼は受けないことにする。要望があるなら、メールでもらえれば十分。相談・面談なども、僕は受けない。仕事になるなら、チームですることになるので、僕でなくメンバーと打ち合わせてもらう。その人に応えたいとは思うが、それによって、本を書く時間が減れば、多くの人に届けることができなくなってしまう。だから、僕がやるべきことの全体を踏まえると、そうさせてもらいたい。

    得意なことはストレスを感じないし、疲れもたまりにくい。そのため、これからは、自分の得意なこと(周囲から見て得意そうなところではなく、僕がやりたいと思える得意なこと)に特化して、仕事を相当コントロールしていく。正直なところ、いまどんな小さな仕事でも、自分の命を削って差し出している気持ちが強い。みなさんにとってはたいしたことのない打ち合わせだとしても。だから、自分の時間と労力をどこにかけるべきかをかなり厳選し、大切にしていきたいと思う。

    このことを、自分自身、改めて決心するとともに、周囲・つながりのある人にも、しっかり伝えておきたい。みなさん、よろしくお願いします。

    p.s. なお、料理をしたり家事をしたり家庭菜園をしたりというのは、根を詰めることのないようにするための手段になっていて、集中していた頭を休め、身体の姿勢・動きを変えるためによい。「仕事」ばかりの日々に、ちゃんと「生活」を入れることは、今の僕にとってよいことだと感じている。どれも僕が疲れる対人的なものではなく、一人作業であるというのが、またよい。
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    SFC「創造社会論」対談映像 2014〜2018

    慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)の授業「創造社会論」(担当:井庭 崇)では、毎週、これからの社会をつくる創造的な活動・生き方をしているゲストをお呼びして、対談をしてきました。

    この授業は、教員やゲストのモノローグではなく、その場で生成される「ダイアローグ」(対話)を聞き、参加するなかで学ぶという授業。そして、最後にはそれを、今後自分が実践したり語ったりしやすいパターン・ランゲージの形式でまとめるという授業です。

    2014年から始まり、5年行い、34回 計38人のゲストの方と語り合いました。

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    この授業は、すべての回の映像が公開されています。

    興味があるところから、ぜひご覧ください。

  • 「創造社会とパターン・ランゲージ」
    
井庭 崇 レクチャー (2017年4月)【映像:前半/ 後半】


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  • 「デザイン」
    水野 大二郎 × 井庭 崇 対談 (2014年4月)【映像:前半/ 後半

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  • 「空間」
    中川 敬文 × 井庭 崇 対談(2014年4月)【映像:前半/ 後半

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  • 「商い」
    小阪 裕司 × 井庭 崇 対談 (2014年4月)【映像:前半/ 後半

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  • 「教育」
    市川 力 × 井庭 崇 対談 (2014年5月)【映像:前半/ 後半

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  • 「地域」
    飯盛 義徳 × 井庭 崇 対談 (2014年5月 【映像:前半/ 後半

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  • 「文化」
    ドミニク・チェン × 井庭 崇 対談(2014年5月) 【映像:前半/ 後半

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  • 「生き方」
    四角 大輔 × 井庭 崇 対談(2014年5月)【映像:前半/ 後半

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  • 「Fab」
    田中 浩也 × 井庭 崇 対談 (2015年4月)【映像:前半/ 後半

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  • 「Algorithmic Design」
    松川 昌平 × 井庭 崇 対談 (2015年4月)【映像:前半/ 後半

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  • 「Internet」
    村井 純 × 井庭 崇 対談 (2015年4月) 【映像:前半/ 後半

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  • 「Community」
    加藤 文俊 × 井庭 崇 対談 (2015年4月)【映像:前半/ 後半

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  • 「Self-Build」
    小林 博人 × 井庭 崇 対談 (2015年4月)【映像:前半/ 後半

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  • 「Learning & Expertise」
    今井 むつみ × 井庭 崇 対談 (2015年5月) 【映像:前半/ 後半

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  • 「Mindfulness & Self-Management」
    井上 英之 × 井庭 崇 対談 (2015年5月) 【映像:前半/ 後半

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  • 「エネルギー・デザイン」
    オオニシ タクヤ × 井庭 崇 対談 (2016年4月)【映像:前半/後半

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  • 「高齢化社会の生き方」
    下河原 忠道 × 井庭 崇 対談 (2016年4月)【映像:前半/後半

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  • 「ソーシャル・ビジネス」
    山崎 大祐 × 井庭 崇 対談 (2016年4月)【映像:前半/後半

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  • 「ナチュラル & クッキング」
    鎌田 安里紗 × 伊作 太一 × 井庭 崇 鼎談 (2016年5月)【映像:前半/後半

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  • 「教育改革」
    鈴木 寛 × 井庭 崇 対談 (2016年5月)【映像:前半/後半

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  • 「学びの場づくり」
    岩瀬 直樹 × 井庭 崇 対談 (2016年5月)【映像:前半/後半

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  • 「超福祉とFab看護」
    須藤 シンジ × 宮川 祥子 × 井庭 崇 鼎談 (2016年6月)【映像:前半/後半

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  • 「ゆるい創発」
    若新 雄純 × 熊坂 賢次 × 井庭 崇 鼎談(2017年4月)【映像:前半/後半

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  • 「越境する生き方」
    蛭間 芳樹 × 三浦 英雄 × 井庭 崇 鼎談 (2017年5月)【映像:前半/後半

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  • 「組織と働き方のKAIZEN」
    須藤 憲司 × 井庭 崇 対談(2017年4月)【映像:前半/後半

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  • 「マインドフルネスと仏教3.0」

    山下 良道 × 井庭 崇 対談(2017年5月)【映像:前半/後半

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  • 「ひとりひとりが生きる介護」
    加藤 忠相 × 井庭 崇 対談(2017年5月)【映像:前半/後半

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  • 「これからの食とエネルギー」
    大津 愛梨 × 井庭 崇 対談(2017年6月)【映像:前半/後半

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  • 「日本中を楽しみ尽くす」
    加藤 史子 × 井庭 崇 対談(2018年4月)【映像:前半/後半

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  • 「これからの教育の哲学」
    苫野 一徳 × 井庭 崇 対談(2018年4月)【映像:前半/後半

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  • 「言葉を編む、世界をつくる」
    山本 貴光 × 井庭 崇 対談(2018年4月)【映像:前半/後半

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  • 「下宿 = 地方から考える教育の未来」
    瀬下 翔太 × 井庭 崇 対談(2018年5月)【映像:前半/後半

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  • 「これからの生き方・働き方」
    尾原 和啓 × 井庭 崇 対談(2018年5月)【映像:前半/後半
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  • 「新しい普通をつくる」
    本城 慎之介 × 井庭 崇 対談(2018年5月)【映像:前半/後半

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  • 「音楽をめぐる創造性」
    渡邊 崇 × 井庭 崇 対談(2018年5月)【映像:前半/後半

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  • 創造社会論2014 【授業ページ
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    これからの図書館・書店の攻め方・魅せ方を実践してみる!11/22-23@六本木

    今週11/22(金)・23(土・祝)に六本木で開催される SFC Open Research Forum (ORF2019) の井庭研ブースでは、「クリエイティブ・ラーニング図書館」ということで、僕らが考えるこれからの創造的な時代における図書館・書店の攻め方・魅せ方を実践してみます。

    このクリエイティブ・ラーニング図書館では、創造社会と創造的な学びに関係する書籍を集めたライブラリなのですが、一般的な図書分類で言うと、あちこちに分散してしまう本たちを、創造的な「未来のかけら」を感じられるものとして、集めて棚をつくっています。この棚づくり自体が、新しいコンセプトでつくられた図書館・書店の未来像を予感させるものになると思います。

    このような「独自に攻めた棚のつくり方」「本の魅せ方」こそが、これからの図書館・書店には必要ではないか、という僕らなりの問題提起を込めた企画なのです。先日の図書館総合展の講演でも語りましたが、図書館や書店が、既存の(過去の)図書分類やコードに囚われていては、魅力的な場にはなれないと僕は考えています。

    確かに一つの分類基準に従っていれば、効率的に探すことができるし、自分で考えて分類する労力もなくて済みます。しかし、そういう「わかりやすく効率的」にとどまっている限り、図書館や書店という場は、過去のストックを置いている場ということになってしまってうのではないか(分類管理・検索はコンピュータでできますから、もはや棚でそれをやる必要はありません)。

    司書さんも書店員さんも、もっと自分たちの感覚で未来を取り入れ、攻める棚・魅せ方をつくるべきではないか。そうすれば、図書館や書店がもっとクリエイティビティを刺激するワクワクする空間になれると思うのです。

    そのような思いを体現した企画が、今回の「クリエイティブ・ラーニング図書館」です。その未来像を自分たちでプロトタイプ・実験としてやってみよう、というわけです。

    さらに、今回置く本には、どういう意味でこの本が重要なのかを井庭研メンバーが書いたオリジナルの「帯」をつけてあります。店員のおすすめPOPの帯版です。そして、実は、帯の半分は井庭研メンバーのおすすめコメントが書いてありますが、残りの半分は白紙になっていて、そこには、来場者がその本の良さについて書き込めるようになっています。

    ただ本を探して読むだけでなく、参加し、書き加えることができる本の場所です。また、本だけでなく、創造実践を支援するパターン・カードも棚に置きます。

    これからの図書館・書店は、調べたり知識伝達する場ではなく、創造性を誘発し、創造的な活動を支援する場になる。そのために、棚のつくり方・置くものはこういうふうにすべきではないか。この、僕らが考える未来の図書館・書店のあるべき姿を、ぜひ見て体験しに来てください。

    SFC Open Research Forum (ORF2019)
    東京ミッドタウン・イーストB1F ホールA
    展示ブース No.E01:井庭崇研究室
    https://orf.sfc.keio.ac.jp/2019/exhibition/e01/

    Creative Learning Library

    Original Book Belt

    Creative Society
    イベント・出版の告知と報告 | - | -

    CDGs(Creative Development Goals)をみんなでつくる!11/22-23@六本木

    今週11/22(金)・23(土・祝)に六本木で開催される SFC Open Research Forum (ORF2019) の井庭研ブースでは、いま巷で話題になっている「SDGs(Sustainable Development Goals)」を超えて、これからの創造的な時代に向けての開発目標「CDGs(Creative Development Goals)」をみんなでつくってみよう、という企画を実施します。


    CDGs


    今年のORFの全体テーマが「Beyond SDGs - SDGsの次の社会」なのですが、それに僕らなりに直球で応える企画だと言えます。今年僕らは、展示会場のエントランスの目の前の一等地でやらせていただくことになりました(ちなみに、お隣は、日頃SDGsを推進していて、今回実行委員長でもある蟹江さんの研究会のブースです、よろしくお願いします)。

    世界中のみんなで目指すべきことは、Sustainableはもちろんですが、それだけでなく、Creativeということも考えるべきではないか。かつてミヒャエル・エンデは、「創造的であるというのは、要するに、人間的であるということにほかならない」と述べました。「創造的である」ということは、一部の特殊な職種の人に限った話ではなく、この世界にいるすべての人の話なのです。

    一人ひとりの日常的な自然な創造性(Natural Creativity) について、AI(Artificial Intelligence)の時代だからこそ、考えてみたい。そんな思いから、Creativeな未来に向けての17の開発目標CDGsを、2日間来場者とともにつくっていきます。


    SFC Open Research Forum (ORF2019)
    2019年11月22日(金)・23日(土・祝)
    東京ミッドタウン・イーストB1F ホールA
    展示ブース No.E01:井庭崇研究室
    https://orf.sfc.keio.ac.jp/2019/exhibition/e01/
    イベント・出版の告知と報告 | - | -
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