2008.12.17 Wednesday 10:51
井庭 崇
「日本人が誤解しているのが、『日本人は英語の読み書きはできるけど、喋るのだけが苦手』という通説です。私から言わせれば、これはまったくのウソ。厳しいようですが、日本人は、一般的に書く力も読む力もないのです。いや、むしろ読む力がないからこそ、聴くことも喋ることもできないともいえる。」(竹中 2008, p.127)
「日本人のほとんどが、英文和訳や英文解釈のように『英語を日本語に訳す=英語を読む』だと思っていたのではないでしょうか。でもそれは違います。英文法に忠実に文章を分解して訳していくのではなく、文頭から英語のままで読む。そして英語のまま理解する。つまり『英語を読む』とは、英語を、英語のまま、『内容を英語で読む』ということなんです。まずそれに気づくことが、英語上達への第一歩になるんです。」(村上 2008, p.31)
「目標はズバリ、『日本語と同じように英語で読めるようになる』です。」(村上 2008, p.32)
「英語も一日にしてならずです。その域にに近づくためには、ひたすら英語を読むしかありません。では、どの程度の分量を読めばいいのでしょう。私なりに導き出した答えは、単語にして300万語です。これだけ読めば、誰もが“英語で読める”ようになります。ちなみに300万語というのは、小説にして約30冊分。ノンフィクションなら約15冊分に相当します。」(村上 2008, p.33)
<< 「英語漬け生活」の挑戦
「英語で読む!」講座、スタート! >>
[0] [top]