「英語漬け生活」の挑戦

2008.12.11 Thursday 13:20
井庭 崇


「真の国際化」に向けて、まずもってできるようにならないといけないのが、英語によるコミュニケーションだろう。現在、英語が世界共通のコミュニケーションツールになっていることは間違いない。それが良いか悪いかということは別として、紛れもない事実だ。「フラット化」したグローバル社会においては、英語圏だけでなく、非英語圏の人たちとコミュニケーションをとるためにも、英語が使えることが重要となる。「あたり前」のように英語を使えることが求められているのだ。

今年、国際学会やアメリカの研究所などを訪れる機会が多かったのだが、そこにいた人たちは、みんな母国語でないにも関わらず、英語を駆使してコミュニケーションをとっていた。僕ももっとできるようにならないとまずいし、なりたいと心から思った。そして、日本人は英語をもっとちゃんとやらないといけない、とも思った。

そんなことを考えていたら、先日読んだ『村上式シンプル英語勉強法』image[]のなかに、まさにその点についてズバリ書いてある箇所をみつけた。村上さんは、米Google副社長であり日本法人の社長でもある。そんな村上さんだからこそ、こう言い切れるのだろう。

「グローバル規模に仕事をしていて英語がしゃべれないのは、世界で日本人だけになりました。この一事をとってみても、日本は“かなりヤバい”。英語に関しては、少なくとも世界から取り残されているんです。これは本当に由々しき問題です。」(p.20)

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