「英語で読む」の巻

2008.12.17 Wednesday 10:51
井庭 崇



とことん読みまくる、というトレーニングの重要性については、竹中先生も同じように主張している。

「読む力と書く力が圧倒的に不足しているのは、「読む量」がまだまだ圧倒的に足りないからだともいえます。」(竹中 2008, p.127)

「英語をモノにしようと思ったら、読んで、書いて、単語力をつけるのが基本。英語を上達させたかったら、英字新聞でも、ペーパーバックスでも、自分が興味を持てる読み物ならなんでもいいですから、とにかく英語の文章をできるだけたくさん読む癖をつけてください。」(竹中 2008, p.128)

そして、読むということは、単に読解力をつけるだけではない。書いたり喋ったりすることができる力を身につけるということにつながる。

『竹中式マトリクス勉強法』image[]では、次のようなエピソードが紹介されている。とても印象的で象徴的な話だ。

「大学時代に、ある英語学校に通っていたときのことです。当時の英語の先生は、授業を始める前、まずコーラの空き缶を持ってきて、私たちにこう言いました。『この缶は、逆さに振っても何も出てきません。なぜなら、中身がからっぽだから。皆さんが英語を喋れないのもまた同じ。頭の中に、英語が何も詰まってないからだ』」(竹中 2008, p.129)

「なおも、先生はこう言いました。『英語が喋りたかったら、頭の中に英語を詰めるしかない。そのためには、とにかく暗唱することです』と。」(竹中 2008, p.129)

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