特別対談 “政策のパターンランゲージに向けて”(竹中 平蔵 × 井庭 崇)

2010.11.16 Tuesday 11:07
井庭 崇


来る2010年11月27日(土)、慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)にて、以下の特別対談を行います。

SFC「パターンランゲージ」特別対談 “政策のパターンランゲージに向けて”
対談:竹中 平蔵 × 井庭 崇
日時:2010年11月27日(土)3・4限(13:00〜16:15)
会場:慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC) 大学院棟 τ(タウ)12教室


対談のテーマである「パターンランゲージ」は、“生き生き”とした町をボトムアップにつくるための実践知を把握・記述する手法として、建築デザインの分野で提唱された方法です。この方法は、後にソフトウェアデザインや組織デザイン等、さまざまな分野に応用されています。このような応用・展開が可能だったのは、パターンランゲージの方法が、広義の意味での 「デザイン」(問題発見+問題解決)の知 を扱う方法だったからです。

この対談では、「デザイン」(問題発見+問題解決)の知を把握・記述する「パターンランゲージ」の方法を、社会や政策のデザインに活かす道を模索します。つまり、自分たちで自分たちの“生き生き”とした社会をデザインするための方法として、あるいは、そのような社会状況を実現するための政策をデザインするための方法として、パターンランゲージの考え方を応用することの可能性を考えます。

対談では、パターンランゲージとはどのような方法なのかという説明から始め、その背後にある社会観や、政策づくりの実際、今後の社会・政策づくりにおいて考えるべきことについて、方法論者の井庭崇と、実践経験をもつ経済政策学者の竹中平蔵が、3時間じっくり話し合います。授業「パターンランゲージ」の一環として開催されますが、履修者以外の聴講も歓迎します(事前登録等はありません。当日定員オーバーの場合には、履修者優先とさせていただきます。ご了承ください)。

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