【春休みの宿題】研究会B2(社会システム理論)

2011.02.10 Thursday 18:15
井庭 崇


春学期からの研究活動の準備として、春休み中に、以下の(1)(2)を各自やっておいてください。※(1)についてはレポート提出あり。


(1)ルーマンの『システム理論入門』を読み、社会システム理論の考え方を知り、自分の研究との関係を考える。

『システム理論入門:ニクラス・ルーマン講義録〈1〉』image[](ニクラス ルーマン, 新泉社, 2007)を購入し、二度読む。ルーマンの理論は、相互に複雑に関係する概念で構成されているので、一度全体を概観した後もう一度読むことが大切。二度目は理解度が変わるはずです。講義録なのでルーマンの他の著作よりはわかりやすいとはいえ、理論や文章はやはり難解なので、すべての箇所を理解しようと思わなくていいし、自信を喪失しないこと。

一回目は、わからないところは飛ばしてよいので、どんどん読み進める。ただし、どのようなキーワードがあるかは意識しながら読む。重要だと思う箇所に線を引くなどして、印をつけていく。

二度目は、自分の研究に関係がありそうな部分(あるいは、使えると思う部分)を中心に読む。→ その部分、つまり、自分の研究に関係がありそうな概念をレポートにまとめる。


(2)『創造的論文の書き方』を読み、テーマの詰め方と、研究の育て方を学ぶ。

来学期の個人研究では、自分の研究を自分で進めていく必要がある。そのための考え方とコツを学ぶため、『創造的論文の書き方』image[](伊丹敬之, 有斐閣, 2001)を購入し、読む。重要だと思う箇所に線を引くなどして、印をつけていく。

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