プレパタ作成物語 第5話(6月20日:KJ法 2回目)

2011.12.02 Friday 15:14
井庭 崇


2011年6月20日(月)のゼミは、前の週に引き続き、プレゼンテーション・パターンのKJ法。

「プレゼンテーションで大切なこと・こだわり」について書かれたたくさんの付箋を、似ているもの同士を近づけ、ボトムアップにまとまりをつくり、全体の体系化をしていくのだ。

image[PPP-0620-1.jpg]

前回から1週間経っているので、個々の付箋に書いてある内容の意味を忘れていたり、なぜそれらが近くに配置してあるのかという理由がわからなくなっていたりした。そこで、まずはそれらの確認から始まった。

image[PPP-0620-2.jpg]

少しずつ思い出しながら、付箋を移動し、まとまりをつくっていく。

image[PPP-0620-3.jpg]

KJ法の前半では、二枚の付箋同士の関係だけで移動をするが、後半では、できてきた「まとまり」を徐々に意識していくことになる。

しかし、このまとまりを意識するというのを、早い段階でやってはならない。それをしてしまうと、すでに自分のなかにあったカテゴリーに個々の要素を集めて分類するだけになってしまうからだ。それでは、トップダウンになってしまう。

なので、できる限り、付箋に書いてあることに誠実に向き合うことが大切だ。「そこに書かれていること」の奥にある意味に耳を傾ける、と言ってもいいかもしれない。

このミクロの視点からマクロの視点への移行のタイミングがなかなか難しい。

image[PPP-0620-4.jpg]


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