プレパタ作成物語 第5話(6月20日:KJ法 2回目)

2011.12.02 Friday 15:14
井庭 崇



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このときに使うのは、太いマジック。今後の方向性を決めるまとまりなので、しっかりした線で書くのがよい。ちなみに、付箋に字を書くのは水性サインペン。ペンにもこだわりをもって使い分けている。

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どんどん囲って、それぞれのまとまりに名前をつけていく。この名前の付け方も、厳密にやるとなかなか難しい。その「まとまり」の中身を端的に表すことばを新たに考えたり、その「まとまり」を代表するような付箋のことばを使ったりして、まとまりに名前をつけていく。

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最後の仕上げとして、すべての付箋をセロテープでとめる。何度もつけたりはがしたりしているので、粘着部分が弱くなっているからだ。ずっと流動的だったものをここで固定するという、心理的な意味もある。

そして、模造紙の余白に全体のタイトルをつけたりして、完成となる。

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こうして、自分たちなりの「プレゼンテーションで大切なこと・こだわり」をまとめた全体像=地図ができあがる。時計は10時過ぎを指している。今日始めてから5時間半、前回から合わせると11時間かかったKJ法がようやく終った。

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この「プレゼンテーションで大切なこと・こだわり」の地図は、研究室の壁一面を使って貼っておいた。これを、今後パターン・ランゲージを書く際に何度も参照することになる。

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