井庭研2017春シラバス 「Natural & Creative Living Lab」

2017.01.17 Tuesday 08:23
井庭 崇



学期中は、時期によって動かしているプロジェクトが変わったり、いくつかを同時に進めるということもあります。もちろん、各自が興味・関心の強いテーマや得意なことに対しては、どんどん積極的に動いてもらえばよいのですが、それだけやっていればよいということではなく、すべてのプロジェクトに多かれ少なかれ参加することになります。

いわば、立ち上がり始めの「ベンチャー企業」のような組織体制というと、わかりやすいかもしれません。そこでは、あらかじめ決めた役割を遂行するというよりは、いくつものプロジェクトのなかで必要となる役割をみんなで担っていき、臨機応変に実行していくという体制です。実際、井庭研は、新しい分野を立ち上げるベンチャー的な研究会だと言えます。そういった組織体制をどうすればよりよく実現できるかということも、井庭研の研究上のひとつの実験なのです。


【あらかじめ読んでおいてほしい必読文献】

井庭研の研究をさらに理解するために、 『プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32』 (井庭 崇 , 梶原 文生, 翔泳社, 2016)や 『パターン・ランゲージ: 創造的な未来をつくるための言語』 (井庭 崇 編著, 中埜 博, 江渡 浩一郎, 中西 泰人, 竹中 平蔵, 羽生田 栄一, 慶應義塾大学出版会, 2013)は読んでおいてください。

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