慶應義塾大学SFC「創造社会論」2018シラバス

2018.02.03 Saturday 16:43
井庭 崇


創造社会論2018
慶應義塾大学SFC総合政策学部・環境情報学部(基盤科目-共通科目)
担当教員:井庭崇
開講:2018年度春学期(前半)
曜日時限:金曜4・5限※
※ 学期後半には、同じ曜日時限に「創造システム理論」(井庭・若新)が開講される予定です。併せてどうぞ。


【科目概要:主題と目標/授業の手法など】

これからの社会は、どのような社会になるのだろうか? 本講義では、これからの社会を、人々が自分たちで自分たちのモノや仕組みを創造する「創造社会」(Creative Society)になるという想定から出発する。創造社会では、誰もがさまざまな分野・領域で「つくる」ことをごく当たり前に行うようになる。そして何よりも、「つくる」ということが、生活・人生の豊かさや幸せを象徴するようになると思われる。

かつてインターネットの登場によって始まった「情報社会」では、生活が変わり、組織が変わり、社会が変わった。同様に、「創造社会」の到来でも、生活・組織・社会のあり方が大きく変わることになるだろう。そこで、その変化とはどのようなものなのか、そして、それらの変化は何をもたらすのかを考えることは、これからの未来に向かうための重要な準備となる。

本講義では、創造社会へとつながる創造・実践に取り組んでいる方々をゲストにお招きし、対話を重ねることで、創造社会の未来像を描き深めていく。それぞれの対談で見い出された考え方や取り組み方は、履修者がパターン・ランゲージの形式でまとめ、自分たちの実践につなげる準備を行うこととする。

なお、これまで4年間の授業は、すべてインターネット上で公開されており、 http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/sb/log/eid500.html にその映像ページへのリンク集があるので、興味のある回があれば、見てみるとよいだろう。

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