人間、世界・宇宙と向き合う:谷川俊太郎『聴くと聞こえる』を読んで

2018.02.28 Wednesday 13:28
井庭 崇



僕らは言葉の限界を理解した上で、それで表せることに賭けている。そこに挑んでいる。だから、パターン・ランゲージの作成は一筋縄ではいかない、身を削るような作業となる。それは、人間と、そして世界・宇宙と向き合うことである。言葉にならないものに眼差しを向け、そのための言葉を紡いでいくということなのである。


谷川俊太郎, 『聴くと聞こえる:on Listening 1950-2017』, 創元社, 2018

image[Tanikawa1.jpg]

[7] <<
-
-


<< 慶應義塾大学SFC「パターンランゲージ」2018シラバス
声、神話、地下水脈:谷川俊太郎・覚和歌子『対詩 2馬力』を読んで >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.20R]