東洋からの貢献、空、ナチュラル・ウィズダム:『ブッダの夢』を読んで

2018.03.31 Saturday 10:30
井庭 崇



これも、パターン・ランゲージを神話的な何かとして見るべきではないか、と感じている僕にとっては、発見的な内容であった。パターン・ランゲージが神話そのものとの機能的な等価性を言う以外の可能性についての視野が開けた。

『仏教が好き!』もそうだが、中沢 新一さんと河合 隼雄さんの対談は、めちゃくちゃ面白い。もうこういう対談が聞けないのだと思うと、残念極まりない。もっとお二人の対談を聞きたかったし、その後の展開も見てみたかった。

『ブッダの夢―河合隼雄と中沢新一の対話』(河合 隼雄, 中沢 新一, 朝日新聞社, 2001)
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