2008.12.11 Thursday 13:20
井庭 崇
「今現在、英語が出来ないということ自体、すでに追い詰められている状態なのです。そのことに気づいていない人が多すぎます。たまたま日本は、人口1億2000万人という“そこそこなサイズ”の社会です。その社会にいる分には、日本語さえ分かれば“そこそこの生活”が成り立ってしまう。だから英語の重要さになかなか気づかない。これはものすごく怖いことだと思います。」(p.19)
「もちろんどの国も、全員が英語をしゃべれるわけではありません。しかしグローバルにビジネスをしようという人たちは、もう英語はペラペラになってきているんです。それどころか、3ヵ国語以上話せる人もザラにいます。・・・もはや英語が出来るということは、なんてことないというのが現状です。それに比べると日本は……。どこかで手を打たないと、確実に国際社会から置いていかれるでしょう。いや、すでに置いていかれ始めています。」(p.19)
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