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November 27, 2003
ネットワークは僕らを遠ざける。
メモになちゃったよ、ただの。というわけで、以下メモ。
インターネットの発達によって、世界の壁はなくなり、全く新しい形の共同体が生まれ、僕らはより多くと繋がってゆく。。。。。そうじゃないんだね。
無数のサイトが乱立しているけれど、それは僕らをより個々人に分離されていく過程じゃない?だって、今まで例えば都営バスのアナウンスの声が好き、って人に出会うことはとてつもなく面倒で煩雑なことだったわけだけど、今なら検索サイトに行って文字を入力するだけで自分と趣味を同じにする人たちが集まるコミュニティに行くことが出来る。
好きなものだけを選んで、自分と嗜好が同じ人たちだけと付き合っていくことが可能になったわけです。よ。
論文じゃないんで、筋道だった書き方や、論拠あげられないんだけど、高度のネットワーク化は人を細分化し、互いに何をしているかを不明瞭にしていくのではないか、と。
で、何がいいたいかというと、インターネット社会で起こってるそれが、顕著にsfcに起きてませんか、っていう。誰が何していて、どの研究室が何をしているとか、普通に生活していたらわかんないじゃん!さすが電脳キャンパス。
で、そして、その話をどこに持っていきたいかというと、それを打開するシステムがアドグルじゃないか、と。入学時に行動を共にした人との親交は往々にして続いていくことが多いと思うのだけど、もしアドグルがより強固な体制になって、続いていく関係になったとして、アドグルが互いの一番のラフな自分の興味の発表の場になったらどうでしょ。
例えば、認知科学と消費行動の実験室で同じような実験をしていたりする中で、コラボレーションは大事だと思うんだけど、その自然な形のコラボがアドグルを介して行われえないか。そんな続いていく交差点みたいな場所にアドグルがならないかなあ。
投稿者 POE : November 27, 2003 01:00 FM
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