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Desember 23, 2003

PRAY TO THE


向こう側を知っている扉を
開けては新しい朝を手に入れた気になってる
子供向けの嘘に疲れたと言う君はまだ
ゆりかごの中で遊んでいる

肌を突き刺す風を越えて
人並みを越えてなんとか歩き出す
どこまでもどこまでも続くような喧騒の朝を越えて
いつかボクもあの青に届く日が来るのかな
それとも幾つもの希望を抱きかかえた幼い時代に戻れるのかな

だけど今日も願うよ

僕が見切った過ごした場所に
どうか今さらタカラモノが見つからないように
もう二度とは戻れぬ場所に
いつも憧れ生きてゆくのはきっと辛すぎる


明日までの約束が増えていく
いつまでも締め切りだけに追われるように生きて
自分の価値や意味は置いてきぼりのままだけれどa
暇な時ほど 何も出来ない

時を彩る音は右手
寄り添っていく風にいつから励まされ
こんな日はいつまでも生きていける勇気さえ感じてしまう
終わりないと諦めた日常にさえ出口を
感じた瞬間をいつまで忘れずに歩いていけるかな
君にも届くかな

だから今日は願うよ

僕が望んだ新しい日々に
どうかいつでも揺るぎようがない軌跡があれと
空が記憶に滲みながら
譲れなかったプライドがゆっくりと溶けてゆく
今、真実を見失った日々
それを見分けられるサインさえ意味を持ってしまう
もう二度と戻れぬ場所は
いつも憧れることの指針になってゆくだろう

投稿者 POE : Desember 23, 2003 01:41 FM

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