Juli 18, 2004
一リーグ
「ピッチャーって投げる人?」「今のはホームランなのに、なんでだめなの?え?ファール?落ちてないじゃん。」と、英語力の欠乏かと見紛うほど、野球に疎い僕でも、最近のセパ(ちょっと玄人っぽい?)の1リーグ制へ向けた統合の動きくらいは知っています。そして、それはマスメディア論と絡めたら、なんだかちょっと納得がいきます。
実は数十年前にも野球人気低下によるセパ統合の動きがあったようです。しかし、そのときは救世主があらわれました。テレビです。テレビ中継により、野球人気と放送料に対する収益でお金が戻ってきたのです。
そして、時は流れ。
現在、巨人戦さえも視聴率で20パーセントを割る日が多いそうです。わずか、数年前までは30%越えを何度も記録したように。それを試合内容の面白さや何かに原因を求める声もあるそうですが、巨人戦以外のテレビの視聴率も全体的に低迷しています。
考えてみたら、国民が一億人もいる国で、視聴率30%、つまり3000万人が同じものを見ているということのほうが、今のネットワークに日常的に接してしまっている人からは異常な感じもします。道を歩いていたら、3人に1人が、その番組を見ているって!ペアルックやブランドどころの騒ぎじゃありません。
そうじゃなくても、マスメディアの解体は色々な面で取りざたされているようです。今までの数十年の野球が、マスメディアに支えられていたものである以上、そのマスメディアの衰退は、とりもなおさず、野球にも影響を及ぼすと思うのです。
今の野球は、今のこの社会に向いてないと思うんです。別にサッカーは向いている、とかじゃなくて、毎日毎日野球中継をしている状況が嫌だってこと。なんで毎日?
マスの衰退っていったけど、それは別に人口が減ったわけじゃなくて、同じものを同じく、日々同じように消費しているマスの減退って意味で、たとえばウタダヒカルは一時期600万枚売れたけど、それは毎回600万売れるわけじゃなくて、瞬間的に売れるだけで、実際に毎回ウタダを買う層はそんなにいないし、サッカーもここぞという試合では60%みたいな視聴率を記録するけど、それは毎回じゃない。
つまり、野球は今のマス向けのコンテンツじゃないと思うのだけど。まあでも、それでも20%もとれるのはすごいし、スポーツ新聞の野球記事の多さっていったらないし。
結論。
僕は野球が嫌いです。
投稿者 POE : Juli 18, 2004 02:25 EM
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