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November 05, 2004
1994年
薄々気が付いていたのだけど、10年前が克明に思い出せる年齢になってしまった。14歳頃から10年前の自分をなんとなく気が付いていたのだけど、1994年ともなるとあまりにも鮮明で、恐れおののきたくなる。
1994年11月の出来事といえば、セガサターンの発売です。1994年11月22日。32bitのCPUを二つ搭載し「64ビット級ゲームマシン」と銘打ち*1土星人がゲーム機を製造するCMでデビュー。今のプレイステーション独占市場から見れば懐かしい、任天堂のスーパーファミコン*2全盛期の10年前の今月発売されたわけです。翌月には初代プレイステーションの発売、さらにはNECのPC-FX、松下の3DOなど新型ゲームが続々登場し、「新世代ゲーム機」として注目を浴びました。
って、こんなゲーム史どうでもいいね。だめだ、思い出話や振り返りは、やっぱり人を感傷的にさせてしまう。でも何十年後、日本の伝統文化としてゲーム史もまた教科書や資料集に当然に掲載されてしまう日が来るんでしょうか。
伝統と聞くと復古主義と結び付けがちになってしまう人でも、ゲームなどなじみが有る文化だと、伝統になるのも面白いかなと考えてしまうあたりが、案外未来における世代間相違だったり、論争の萌芽になっているのかも知れませんね。*3
*1 本当は32bitを二つ搭載しても64bitの能力にはならない
*2 略記号はSFC。1990年発売のゲーム機なので、Shonan Fujisawaよりも新しいが、今でも世間的にはこちらのほうが知名度が上
*3 いや、嘘です。感傷ついでに、きれいにまとめとうと思って失敗しただけです。
投稿者 POE : November 5, 2004 09:47 EM
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コメント
10年前、そろそろ中学受験最終段階だった頃、予習するからと何時間も早くに家を出て塾の時間ギリギリまで友達の家でスーパーファミコン(懐)に勤しむ毎日でした。そろそろ次の日も近い夜中に塾を出て、駅からの帰り道はたこ焼きたべながらオリオン座を見つけるのが大好きだった気がします。いや、年取りました。やばい。
投稿者 ドコモ様がみてる : November 5, 2004 11:29 EM
その頃私は、桃太郎電鉄を、一人で、99年プレイで何回もやっていましたよ。外で遊ぶほど親しい友人が一人もいなかったから。
まあ今もあまり状況に変化はありませんけど!
投稿者 宅浪生 : November 6, 2004 12:32 FM
小学生の夜中の塾と夜の街。10年前は少し憧れでした。なんだか、お洒落な映像が浮かんできます。。。
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99年プレイを繰り返すって、それは相当、なんというか、果敢です。そこまでいけば逆にかっこいいという価値判断を与えてもいいかも知れません。
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ゲームっ子が自分だけじゃなくて安心。
投稿者 poe : November 6, 2004 10:52 EM