« 1994年 | メイン | 日曜日だから »

November 06, 2004

土曜日なのに

土曜日なのに1時間目から5時間目まで授業がありました。
やはり土曜は土曜らしく寝ていた方が良かったんじゃないか、と思えるほど密度の薄い時間があったかと思えば、はからずも肩もみの方法を聞き、珍しく大学で実践的な知の手法に出会えたりもしました。

1、2時間目
「言葉の乱れと変化の違い」について3時間ぐたぐた話すだけのグループワーク。
言い足りないことがまだ2時間分くらいあったけれど、時間よりも前に解散。あんなに薄いだけの議論じゃ絶対に良くなかったはずで。期待したらだめだね。

3、4時間目
体育。スポーツマッサージ。肩もみの方法を学びました。SFCが言う「実践的な知」って実は、この肩もみの方法とかなんじゃない?と思ったりもしつつ。大学が実践的という言葉を簡単に使う是非について考えつつ。
中学校でやろうものなら、「きゃー先生セクハラー」と生徒の野次も飛びそうなものですが、みんな大学生らしく淡々とこなしていました。

5時間目
デザイン言語C
みんな、うまかった。でも意外とそれだけです。


今日もまた終わろうとしている今、有意義なこととは一体?という疑問がまたふつふつと浮かんでしまいそうなので、ドラえもんでも見て徹夜でもしようかなあ。。。


■メモ

文法が禁止の体系として働き、言葉が乱れと認識されるようになった、という本文の趣旨の是非は?文法は確かに、「発見」され「固定化」するという特徴を持つ。
しかし、文法制定以前の近代国家が描くほど、勿論文法も言語というものも曖昧模糊とした境界線も不明瞭なものではあったが、「言葉の乱れ」とは個人の主観による好みである以上、そこに近代的文法の存在に関わらず、「言葉の乱れ」は存在しえたのではないか。文法は言葉の乱れを客観的に示す基準にすぎず、「乱れ」だと認識するのが国家ではない限り、抑圧装置としては働き得ない。

文法が抑圧的な様相を帯びたのはむしろ戦後のことである。沖縄を除き、方言撲滅運動など方言を抑圧し、共通日本語の強制が積極的に行われたのは昭和30年代のことである。(国語に限らず、高度経済成長期前後には同化主義的な言論が目立つ時代でもあり、単一民族主義が賑わうのもこの時代である)

本文は文法-言葉の変化の関係だけを抽出していて、日本語とエスペラント語という例を挙げながらも、その社会実体に関する記述が抜け落ちているため、本文の内容を拡張しても「言葉の乱れ」と「言葉の変化」は立場の違いだ、という程度の結論しか導き出されない。ただし、本文における「変化」「乱れ」における主語がかけているため、誰がどのような立場にたったときの「立場」という点が不明瞭なまま残る。

投稿者 POE : November 6, 2004 10:48 EM

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.sfc.keio.ac.jp/~t03881nf/poeg/mt-tb.cgi/620

このリストは、次のエントリーを参照しています: 土曜日なのに:

» no fax payday loans from no fax payday loans
Compliments.Excuse me for the OT but this is the chance to suggest to everybody ... [続きを読む]

トラックバック時刻: Desember 22, 2006 05:36 EM

» yet another view-point on cash advance from cash advance
Take a to of cash advance th... [続きを読む]

トラックバック時刻: April 6, 2007 05:27 EM

» c86f599292a05a68148d from c86f599292a05a68148d
c86f599292a0 [続きを読む]

トラックバック時刻: Mai 22, 2007 02:20 EM

» Eruption from Eruption
news [続きを読む]

トラックバック時刻: Juni 3, 2007 09:13 FM

» Gibson Brothers from Gibson Brothers
news [続きを読む]

トラックバック時刻: Juni 3, 2007 09:14 FM

» Solace from Solace
news [続きを読む]

トラックバック時刻: Juni 8, 2007 01:08 EM

» Shamanic Healing from Shamanic Healing
news [続きを読む]

トラックバック時刻: Juni 8, 2007 01:08 EM

コメント

ワタクシ絶対言葉乱してる気ひしひしします
名詞を動詞化するのやめられません
直す気さらさら無いアホですが、まぁ然るべき時に然るべき言葉で話す事が出来ればいいんじゃないか

っていう自己弁解(泡)

まあ変化であれ乱れであれ対応するしないは個人の自由だと思いますが、
ちゃんとした日本語が話せない奴は外国語云々の前にもうちょっと努力してもらいたいものです。

学校おつかれさまです!デザ言Cて何やってるんですか?(って前も聞いたような…)

投稿者 FOMA様がみてる : November 7, 2004 04:44 EM

日本語を乱したい派なのですが、意外と敏感になってしまって、難しいです。

それ以前に口語がばかっぽいので何とかしたいです。「かんじ」とか「みたい」とか「あのやつ」とかじゃなくて、素敵に固有名詞を言える人になりたいです。

デザ言Cは今のところ、デッサンなどをやっています。普通のデッサンからの脱却が目的らしいです。正直、よくわかりません。。。
他にも、普段イラレやフォトショがやってくれている内容を自分でやってみよう、とか。正直、あまりわかりません。。。
次回からはレイアウトをするらしいです。

公式サイト;http://web.sfc.keio.ac.jp/~yn/hiki/

投稿者 poe : November 7, 2004 10:05 EM

コメントしてください




保存しますか?