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Desember 29, 2004

あと三日

思わず苦笑してしまうのだけど、今年もあと三日らしい。夏休みの終わりもそうだけど、ついつい過剰にカウントダウンとかしてしまう。あと32日しかなーい!と建前ではカウントダウンをはじめながら内心まだまだ余裕がある7月からはじまり、8月29日からは冬休みのカウントダウンでもして心を慰めたりしていた。

いっそ突然通告されたほうが良いのかなとも思ってしまう。朝起きたらいきなりニュースで「今日から2005年になりました!明けましておめでとうございます!」

会社に行こうとしていたホワイトワーカーもビックリ。極秘に通告を受けていた一部コンビ二などのみがオセチをちゃっかり販売。大衆は何事かわからないまま、なし崩し的に2005年を迎えながら、「ああそうか、昨日が2004年最後の日だったのか。色々あったなあ。」と過去形で振りかえる。

どうですか?牛の解体現場も、なんとなく進んでいったら解体されちゃったみたいな感じだし、精神的な負担が少なくて、だけどどこかスリリングで面白そうじゃないですか?

って、別に新年明けたからって普通の人にとってそれは、なんでもない、せいぜい飲み会のネタに過ぎないくらいの出来事であるわけで、オセチを売らなきゃいけない、特に個人商店がハラハラするぐらいでしょうか。

ただ個人的には、事前に大々的に通告されるよりも、こっそり秘密裏に運ばれたほうが好きな気がします。「30分で店を出ろ」と言われるよりも椅子が硬くて自分で席を立ってしまうほうが、本人にとっては優しいと思ってしまうくらいなので。だから、本当は世界中でこっそり新年が明けて欲しいね。それはそれは巧妙に、誰にも気付かれずに2005年や2017年になっていて欲しい。せめて自分から気づかせて欲しい。

投稿者 POE : Desember 29, 2004 01:45 FM

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