August 03, 2005
嫌いなニュース
中1男子、熱中症で死亡か=体調不良見落とす?-柔道合宿で体罰問題・兵庫神戸市立御影中1年の永原佑紀君(13)が柔道部の合宿に参加中、体罰を受けた後に死亡した事故で、遺体を司法解剖した結果、死因が熱中症による急性心不全とみられることが3日、分かった。兵庫県警津名西署は永原君が体調を崩して倒れるまでの経緯について、詳しく調べる。
調べなどによると、永原君は1日から淡路島での合宿に参加。2日午前までは元気だったが、昼以降は頻繁にトイレに行ったり、練習場の隅で寝そべったりするようになった。
このため、柔道部顧問の男性臨時講師2人が「練習をしっかりやれ」などと説教。このうち29歳の講師が永原君をホテルのロビーに正座させた上、顔を平手で殴ったり腹をけったりするなどの体罰をした。
神戸市教育委員会によると、2日は午前6時15分から練習を開始。5分間の休憩(計3回)や食事を挟み、午後5時20分まで練習した。練習場の武道館には、4つの中学校から約100人が集まっていた。
市教委の小川雄三教育長は「体調不良のサインを見落とした可能性がある。講師2人から事情を聴いた上で厳正に対処する」としている。
(時事通信) - 8月3日23時1分更新
色々不穏なニュースは多いけれど、一番かなしくなるのが、ばかな教師の事件。このニュースも新聞社によって書き方がかなり変わっていて、いまいち状況はつかめないし、おそらく体罰と死亡の直接的な関係は薄いのだろうけれど、それでも不穏な気持ちになる。
悪しくも、学校があまりにも多くを抱えすぎてしまっている時代の、教師の責任は滅茶苦茶重い。もっと学校のウェイトを減らす、という構造的な改革の必要性は色々な識者がとなえているように言わずもがななのだけど、それでも現実はこうなんだから仕方ない。教師は本当に責任重大。
だから、こんな時代にそれでも教師を続ける人の気概だとかは尊重する。でもそれと、ばかなことをしていいかどうかは全くの別問題。意識や夢が歴史を変えたことなんてない。結局は、実際に何が行われたか。それでしか、現実は評価できない。
学校外で行ったら、即刻暴行罪で逮捕されるような体罰という行為には憎しみしか感じないし、実際にそれが未だに行われているという現実はかなしいとしかいえないし、そんな学校や教師を温存する社会は好きじゃない。
でも、そろそろ、こうやって嘆いて甘えているだけの年齢じゃないしな。
投稿者 POE : August 3, 2005 10:29 EM
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