November 06, 2005
あの頃との夢。
最近、夢が面白い。
この前はいきなり中学校1年生の時の英語教師が出てきた。大学を出てすぐうちらの中学校に来たから、当時22か23だったのだろうけど、中学生から見てもあきらかに子どもみたいな人だった。しかも英語教師のくせに英語できなかったし。研修でアメリカに行って、英語が伝わらなかったことを楽しそうに話していた彼の顔が急に思い出される。
もうハタチにもなって、記憶の中のいくつかの人の年齢に近づいていゆく。あの頃22だった彼はもうこの世界では三十路やそこらになっているのだろうけれど、あくまでも記憶の中では22のままで、その彼と今の自分が夢の中で話をする。
どうやら自分が人気教師だと思っていたようなので、転職をすすめておきました。
*
前線の手前にそびえる空
銀色の金網を掴みながら恨んでいた
現実を変えられない僕を
変わらない現実を
あの頃の未来はいつだって輝いていた
今日よりも明日は幸せになるだなんて
そんな嘘を捨てられなかったんだ
夢を押し殺し走り続けた
僕もまだ夢を忘れきれずにいる
歓声が消えた後スタンドで
風の中 果てしない未来たちが闘っていた
訪れるであろう敵たちと
打ち破る仲間たち
あの頃の未来のなれの果てを歩く姿
今日よりも明日を信じてた君ならば
抱きしめてあげられるはずだよね
人を押し退け走り続けて
君は今どこを走っているのだろう
同じ未来を抱きしめていた
あの日の二人さえも消えてしまう
だから
夢を押し殺し走り続けた
僕もまだ夢を忘れきれずにいる
投稿者 POE : November 6, 2005 02:04 FM
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