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November 08, 2005
だらだらだら
ひとつproposalを書き終えただけで、もう全て終わった気になる。ゆったり。REFERENCESも一通り目を通したし、流れもなんとなくわかっちゃったし、本論を書く気が起こらない。でもまた何か新しい発見もあるかな。
学部生がレポートを書くこと。しょせんそれは練習にすぎないのかも知れないけど、それでも何かひとつは、少なくとも自分にとっての発見は盛り込みたい、と思っている。proposalで満足ってあたりがだめなので、もっとたくさん関連したものを読めるといいな。
いま夜の2時。おだやか。BGMが90sのJ-POPってあたりがださいけど。
ジェンダーの授業。GENDERが、階級や民族という差異を再発見する、というよくあるはなし。マイノリティーの権利をどこまで認めるか、というのをジェンダーイクオリティーの立場から。
文化多元主義、相対主義、反相対主義、反反相対主義(わけわかんない)、普遍主義。一年以上前からときどき考えているのに、今でも普遍主義をたやすく認めていいかどうか、いまだにわからない。
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ただ思いの出すのは、藤子不二夫のマンガ。ある星に不時着した主人公。そこでは牛が高度な知能を持ち、人間(も文化はなくても、話したりという知能は地球の人間並みにある)を奴隷として養っているという世界。その人間たちの中での至上の憧れは、いけにえとして牛に食べてもらうこと。コンテストの優勝者がいけにえになる権利を手に入れることが出来る。主人公は、そのいけにえの女の子に恋をする。一緒に逃げようと誘う主人公に、女の子は耳をかなさい。だって、食べられることは最高の栄誉で、最高の喜びだから。
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このレベルのナイーブな解釈しかできない大学生って問題かな。でもわかんないんだもん。まあ現実はいつだって両極端の中庸を、その50歩か51歩くらいの拮抗ですすむことが多いのだろうけど。
そしてノルウェーの文学についての授業。ラグナロクとか、エッダだとか、ムーンストーンだとか。北欧神話が、また読みたくなった。おすすめも聞いたし。
投稿者 POE : November 8, 2005 02:09 FM
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