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2004年09月18日

第7回 インターネット・コミュニティ

第7回 インターネット・コミュニティ:インターネット・ガバナンス

土屋大洋「ラフ・コンセンサス

土屋大洋「ICANNとインターネットの安定性

■インターネットを作ったギーク

資金とアイデアは国防総省
作ったのはギーク

■中心のない組織

ネットワークのネットワーク
自律・分散・協調
いくつかの組織

ISOC: Internet Society

IETF: Internet Engineering Task Force

W3C: World Wide Web Consortium

ICANN: Internet Corporation for Assigned Names and Numbers

■David Clark, MIT

We reject Kings, presidents and voting.
We believe in rough consensus and running code.

■ITUとIETF

ITU
原則として政府代表
一国一票

IETF
個人で参加
メーリングリストと年数回の会合
RFC(Request for Comment)の作成

■RFCができるまで

  1. インターネット・ドラフトとして文書を公開
  2. ドラフトに対してコメントを受ける
  3. コメントに基づいてドラフトを編集
  4. 1〜3のステップを数回繰り返す
  5. エリア・ディレクターにドラフトをIESG(Internet Engineering Steering Group)へ渡すよう依頼
  6. IESGが必要だと考えるあらゆる変更をする
  7. RFCエディターが公開するのを待つ

■ICANN

ドメイン・ネームとIPアドレス
ジョン・ポステルのIANAから移管
「インターネット政府」という誤解
2000年の理事選挙とナショナリズム

netcommunity

■インターネット・コミュニティの自由

利用者の増大と変質

政治体制を超えて接続を維持する

ビジネスの利害の侵入

イノベーションを維持する

政府介入とセキュリティの高まり

安全と自由のバランスをとる

投稿者 taiyo : 2004年09月18日 18:21

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