ロンドンの地下鉄の写真には許可がいる
ロンドンには監視カメラがいっぱいあるという話は、先日のテロの時に盛んに報じられた。おもしろいので見つけたものからとってみる。なんと言っても地下鉄が多いが、レストランの中にもある。
今日はLSEでセミナーを開いてもらって話をしてきたのだが、その後、11人で宴会をする。その席で監視カメラの話をしていたら、地下鉄で写真を撮るには許可が必要で、勝手に撮ってクリエイティブ・コモンズのライセンスをつけて公開したら訴えられるぞという話を聞いた。調べてみると確かに許可が必要という規則があるらしい。
ついでにCCUKで話題になったのがトラファルガー広場での撮影。こちらも許可がないと撮影できないというルールがある。
どちらのケースも観光客がやることにいちいち目くじらたてて取り締まるということではなく、商業利用をするときの話のようだが、撮った写真を勝手に商業利用すると問題になる可能性がある。地下鉄の中で映画撮影とかモデルの写真撮影しては迷惑だというのは分かるが、広場ぐらいどうにかならないものか。まして、写真撮影全部許可が必要(地下鉄の場合は「anybody wanting to film or take pictures must seek prior permission from the London Underground Film Office」と書いてある)という書き方はどうなのかなあ。私は上記の写真で訴えられる可能性があるのかなあ(ちくらないでください)。広場にいる警官にシャッターを押してもらって写真を撮るとどうなるのだろう(そもそもその写真の著作権は警官にあるのか?)。