複雑系適合性物質

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マーク・ブキャナン(阪本芳久訳)『複雑な世界、単純な法則』(草思社、2005年)。

べき法則について書かれた本。『歴史の方程式』と同じ著者。バラバシの『新ネットワーク思考』とよく似ていて、ネタもほとんど同じなのだが、こちらのほうが分かりやすいかもしれない。もちろん、ワッツやバラバシの研究もカバーされている。

最後の章では創発との関係も少しだけ書いてある。ある物理学者は「この来るべき世紀の物理学を『複雑系適合性物質』[創発的な振舞いをするすべての『もの』]の研究と呼ぶことにする」と言っているそうだ。

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このページは、taiyoが2005年3月19日 22:52に書いたブログ記事です。

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