1. 公的部門におけるマネジメント(経営)志向: NPM(New Public Management)の潮流
要点
- 80年代半ば以降、 NPM (New Public Management)と総称される、公的部門の経営へ民間企業の経営手法を活用する動きが見られる。 (NPMの詳細は:P.Aucoin,大住 等参照のこと)
背景
- 70年代後半以降、財政赤字の増大と公的部門のパフォーマンス(業績成果)の悪化という事態に直面 ↓
- 「政府の失敗」が広く認識(←公共選択論) ↓
- 公的部門のパフォーマンス改善を: 民間企業で活用されている経営・管理手法の活用
- 例:英(エージェンシー、マーケットテスティング、市民憲章) 米(NPR、GPRA)など (→NPMの特徴は…)