今年3月、20名によるカスパルスタディツアーで、タイ北部の小学校に立ち 寄りましたが、5年生・6年生の女の子達が、親とブローカーとの間で既に売 買契約が出来ていて、もう少し経てば、この女の子達は消えて仕舞うのですと 聞かされ、少女達のあどけない顔や姿を見ながら申し訳なくて、力及ばなかっ た悔しさと悲しさに震えました。
幼児の性的虐待150万人〜カレン神父が4国の報告
日本人男性がフィリピンで幼児買春をしたとして、今年同国で告訴されるなど、 子どもが買春の犠牲者となっている事が深刻な問題になっている。フィリピン で性的虐待にあった子どもたちを助けるシェイ・カレン神父が二十一日夜、那 覇市の安里カトリック協会で、現地からの報告、取り組みを話し、約百六十人 が耳を傾けた。
カレンさんは、オロンガポで子どものケアセンターを開いたり、NGOと提携 し子どもへの性的虐待については、重い場合は死刑も求刑できる法律を設立さ せるなど運動に取り組んでいる。子どもが観光買春など性的虐待の犠牲となっ ている現状は「フィリピンで六万人から十万人、タイやスリランカ、インドも 合わせると、百五十万人の子どもがセックス産業の中で性奴隷にされている。」 と指摘。「小児買春セックスツアーの客には多くの日本人男性も含まれている。 だが、日本では、子どもを使ったポルノを禁ずる法すらない。小児の性的虐待 は何度も繰り返されるため、海外で行われた売春という問題ではなく、日本国 内でも子どもたちが犠牲になっている」と説明。「現状を知り、黙ったままで は状況を認めることになる。組織をつくり連帯して取り組んでいくために立ち 上がって」と呼び掛けた。
子ども買春根絶へポスターが作成されました。15、000部印刷され、空港 や旅行会社、旅券の発行窓口などに張られます。その記載内容は、以下の通り です。