“State, Political Parties, and the Nation”(6月27日)

 GLOBAL PERSPECTIVES ON JAPAN, No.4に “State, Political Parties, and the Nation: Triangular Political History without a Center of Gravity”が掲載されました。

 2017年にリスボンで行われたEAJS(ヨーロッパ日本研究協会)で産声をあげた『GLOBAL PERSPECTIVES ON JAPAN』の第4号に拙稿を寄せさせていただきました。以前、『アスティオン』90号の特集「国家の再定義―立憲制130年」に掲載していただいた「国家、政党、国民―重心なきトライアングルの政治史」を翻訳していただいたものです。

 この雑誌は、トルコの日本研究を牽引するセルチュク・エセンベル先生(ボガジチ大学)を中心に運営され、トルコの日本研究者を中心に優れた論文が多く掲載されています。アドバイザリーボードに加えていただいていることもあり(私で本当によいのでしょうか、、、アルファベット順なので文字通り末席なのが救いです)、少しでも貢献できればと寄稿させていただきました。

 帝国議会議事堂を論じた”Shaping Diet”(奈良岡聰智さんとの共著。この論文をきっかけに、最近、新しい国際協働研究がはじまりました)や、『近代日本の官僚』の翻訳書 The Origins of Modern Japanese Bureaucracyがとても多くの方に読んでいただけたように、この論文も英訳によって多くの方に届いてくれることと思います。またこの論文から新しい出会いが生まれますように。

 https://forumtauripress.com/shop/global-perspectives-on-japan-no-4/


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です