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みりんの販売

「本直し」あるいは「柳蔭」はれっきとした飲料酒で現在でも飲まれている。 ただし、その量はごく少量であるわけで一般的にみりんと言えば調味用 と考えるのが自然である。したがって飲料用のみりんはもちろん、調味用の みりんも免許のない店では売れないのである。 これはすなわち酒販免許を持っていないスーパーではみりんは買えない、 ということになるのである。買えるのはアルコール濃度が1%未満で 酒税法上、酒類に分類されない「みりん風調味料」なのである。 「社会的規範」を維持するためにみりんの販売を結果的に規制している ことに何の意味が見いだせるだろうか?このような規制は本当に必要なので あろうか?


Atsushi Kusano
Thu May 8 15:35:48 JST 1997