中間レポート

課題

好きな言語(C, Java, JavaScript, Pythonを除く)を一つ選び,次の問いに答えよ。

  1. その言語の特徴を,他の言語と比較して解説せよ。

  2. その言語の特徴をよく表していると思うサンプルプログラムを挙げよ。(自分で書いたものでなくてもよいが,省略していない完全なプログラムであること)

  3. 上のサンプルプログラムを選んだ理由を説明せよ。

ただし、次のことに注意せよ。

  • 言語の特徴とは、言語そのものの構文的または意味的仕様に関するものである。言語を取り巻くシステム、例えばライブラリが豊富であるとか、使いやすい開発環境があるというのは含めない。

  • サンプルプログラムを選んだ理由が重要である。その言語の特徴が、サンプルプログラムのどこに現れているかを書くこと。ここをきちんと書いていないと点数が低い。

  • メジャーな言語(本屋にたくさん解説書が並んでいる言語、Googleでたくさんヒットする言語)よりマイナーな言語の方が点が高い。メジャーな言語のマイナーな方言の場合、その方言特有の特徴を表したサンプルプログラムでなければ、メジャーな言語として扱う。

  • 特定分野向けの言語でも良いが、任意のアルゴリズムが(原理的には)記述できる言語であること。例えばソートのプログラムが書けるか考えてみるとよい。

  • サンプルプログラムの動作確認をする必要はない。処理系が入手可能でなくてもよいが、少なくとも処理系が実際に作られて動作した実績が文献で確認できること。

  • 長さに関する制限はないが,あまりに短いものや,だらだらと長いものは点が低い。標準は A4 に印刷した時3〜4ページ程度。

  • 必ず参考文献を挙げ、引用した箇所を明示すること。明示せずに文章やプログラムをコピーした場合は盗用とみなす。引用については KITIEに説明がある ので、必ず読むこと。

今回は Peer Review を行う。

  • 12月9日までに暫定版を提出する。これを基にして4〜5人のグループを作る。

  • 12月16日の授業では、各グループでお互いにレポートを発表し、それに対するコメントを書く。

    • コメントとしては、説明がよく理解できなければ質問、既に知っている内容であればより良くするためのアドバイスを書く。

    • 適切なコメントであるかどうかも成績評価の対象にする。

  • もらったコメントを反映して完成版を作り、12月27日までに提出する。