(募集要項、応募フォームは下記「2」にございます。よくある質問を「5」にまとめています)
一昨年、昨年と開催し好評をいただきました「聴くからひらく、夏のワークショップ」、今年も開催いたします。昨年も一般の方、研究者、大学院生、学部生から高校生まで16名の方が参加され、最終成果まで完走されました。今年も「聴く」を通じて未知をひらくことに取り組まれるみなさまとご一緒できることを楽しみにしております。(2026.3.15)
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今から20年前、東京大学先端研で「オーラルヒストリー夏の学校」が開かれました。私も助手として運営に携わりました。「聴く」ことを通じて未知を拓いていきたいという方がたくさん集まって取り組むさまはじつに楽しく、刺激的な時間でした。
その後、慶應SFCに着任してから15年あまり、「聴く」を軸に据えたワークショップを進めてきました。そこで大切にしてきたのは、私自身が取り組んできたオーラルヒストリーに限らず、多様な「聴く」方法を示し、それぞれの持つ哲学や長所を重ね合わせながら実践を進めてもらうことでした。あふれる学生たちの想いや表現を乗せたワークショップは、たくさんの方にお力添えいただいて成長を続けています。
こうした取り組みを進めるなかで、ここのところ「聴く」ことへの関心が高まっていることを強く感じています。より開かれ、より多くの方が、「聴く」ことを通じた探求や実践に取り組める場と、そこで育まれるつながりが必要だと考えるに至りました。
そこで、この夏、「聴く」からひらくワークショップをはじめます。ありがたいことに、すばらしい講師の皆さんにご力添えをいただけました。「聴く」から未知をひらくことに取り組みたいという方であれば、研究者以外の方も歓迎です。「聴く」ことの実践、探求、交流を一緒に進めていきましょう。(2024.6.28)
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1.開催概要(2026年度)
主催:SFCオーラルヒストリー研究会
日程:
第1、2、3講:7月25日(土)10:00-18:00@都内施設(対面で実施します)
御厨貴さん(政治学者・東京大学)より、開会メッセージ
清水唯一朗(政治学者・慶應義塾大学)「聴くから未知をひらく」
同「どのように聴くのか―多様な目的と多彩な方法」
実習:インタビュー実習(講師―参加者、参加者―参加者)
終了後、希望者による交流懇親会
第4講:7月30日(木)18:30-20:00@オンライン
梅崎修さん(経済学者・法政大学)「労働史研究を拓くオーラルヒストリー──職場の声から歴史を書く」
第5講:8月6日(木)18:30-20:00@オンライン
朴沙羅さん(社会学者・京都大学)「語りからデータへ:分析の手順と方法」
第6講:8月20日(木)18:30-20:00@オンライン
オト研さん(文字起こし者)「文字起こしの意義と技法」
第7講:8月22日(土)18:30-20:00@オンライン
研究・プロジェクトについての中間相談・交流会
第8講:9月3日(木)18:30-20:00@オンライン
土門蘭さん(文筆家)「『聞く』を書くということ」
第9講:9月6日(日)18:30-20:00@オンライン
研究・プロジェクトについての中間相談・交流会
第10講:9月10日(木)18:30-20:00@オンライン
足立元さん(美術史学者・二松学舎大学)「アート系オーラル・ヒストリーの歩み 日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴの前後左右」
第11、12、13講:9月12日(土)13:00-18:00@都内施設(対面で実施します)
最終成果報告会(参加者によるプレゼンテーション、講師・参加者からの応答)
終了後、希望者による交流懇親会
・オンライン講義は録画し、欠席の場合も後日ご覧いただける予定です。
・対面開催(7月25日、9月12日)の会場は参加者にご案内いたします。
・感染症の拡大、講師のご体調など、予想しえない事情により、実施形態、日程等が変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
2.募集概要
応募資格
・「聴く」ことを用いて研究、プロジェクトなどに取り組まれている方
・これを機会に「聴く」ことに取り組まれる方(講義のみの聴講はご遠慮ください)
・下記参加登録フォームに記された参加ルールを守っていただける方
・対面開催(7月25日(土)、9月12日(土))に対面で参加できる方
・未成年の方は、参加確定後に保護者の方より同意書をご提出いただきます。
募集人数
15名程度(ご応募多数の場合、ご希望に沿えないことがございます)
参加費(講師謝金、事務運営費などの実費)
一般4万円、大学院生3万円、学部生・高校生2万円
応募方法
下記のフォームにある参加ルールをご確認いただいたうえで、必要事項をご記入いただき、ファイルを提出してください。
応募フォーム
https://forms.gle/u6MJwrWxrfv83n7P6
応募〆切
5月30日(土)23:59(日本時間)
結果の通知は6月1日(月)を予定しています。
3.お問い合わせ先
SFCオーラルヒストリー研究会(代表:清水唯一朗)
oralhistoryws【A】gmail.com (【A】を@に置き換えてください)
研究会ウェブサイト https://shimizulab.wordpress.com/
4.講師のご紹介
御厨貴(みくりや・たかし)さん
東京大学名誉教授。専門は政治学、日本政治史、オーラルヒストリー。
http://www.mikuriya.rcast.u-tokyo.ac.jp/
梅崎修(うめざき・おさむ)さん
法政大学キャリアデザイン学部教授。専門は経済学、人事組織、労使関係、オーラルヒストリー。
https://kenkyu-web.hosei.ac.jp/hosei/detail.html?systemId=4a7ffdf3277a20d5
朴沙羅(ぱく・さら)さん
京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は社会学(移民研究、ナショナリズム)。
https://saraparkblog.wordpress.com/
https://researchmap.jp/sa420ra
オト研(オーラルヒストリー・トランスクリプション研究会。おとけん)さん
文字起こし者グループ。多種多様な記録作成の実績を持つ。
土門蘭(どもん・らん)さん
文筆家。小説、エッセイ、短歌、インタビューなど。
https://domonran.com/
足立元(あだち・げん)さん
二松学舎大学 文学部国文学科准教授。日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ共同代表。日本専門は美術史・社会史。
http://www.adachigen.com/
https://oralarthistory.org/
清水唯一朗(しみず・ゆいちろう):企画、講義、実習、運営
慶應義塾大学総合政策学部教授。専門は政治学、日本政治史、オーラルヒストリー。
https://web.sfc.keio.ac.jp/~yuichiro/
慶應義塾大学SFCオーラルヒストリー研究会
2009年開設。多様な「きく」に取り組む学生16名と担当教員(清水)からなる。これまで105名が卒業。
https://shimizulab.wordpress.com/
5.Q&A(3月15日更新)
Q1:このWSでは実際に聴くことに取り組むのでしょうか。
A1:はい。講義を踏まえて、期間中にご自身の研究・プロジェクトとして取り組んでいただきます。中間相談会も設けていますので、適宜ご相談しながら進めていただけます。
Q2:最終成果報告会はどのようなことを発表すればよいのでしょうか。
A2:みなさんが講義と実践を通じて発表したいことをお話しください。このWSは、みなさんが「聴く」に取り組まれる第一歩と考えていますので、期間中に研究、プロジェクトを完結させる必要はありません。発表の内容については話し手の方と十分に相談して、了解を得たうえで臨んでください。
Q3:最終成果報告会にはすべての講師がいらっしゃるのでしょうか。
A3:ゲスト講師のみなさんにもお声がけしますが、ご都合によります。講師の方以外に、SFCオーラルヒストリーゼミの学生と、この「夏のワークショップ」修了生、20年前の「オーラルヒストリー夏の学校」の卒業生(研究者、実務家等)から参加される方があります。
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