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その他

スムーズに求めた文書を入手することができた班は数多かったが、中にはあの 悪名高い「たらい回し」にされた班もやはりあった。

例としては、自治省(地方議会の党派別人員調査)から人事院に回された例(人事院にいった方がいいという アドバイスに基づき、人事院に行ったが、やはり自治省の文書らしく、もどる 羽目になって、その後も30分待たされた)gif

また、郵政省では閲覧窓口→図書室→また別の階といった例もあった(閲覧に 慣れていないのではといった感想がある)

建設省(有料道路の新規許可)では、総務課に『文書課に行くべき』といわれ、 文書課→広報室→有料道路課(簡単な説明)→道路環境課(有料道路課ですよ と言われ、とても今行ってきたとは言えず、引き下がってしまった)

通産省でも、輸出課(秘書室を通して下さい)→秘書課(祖のような業務は行 なっていません)→輸出課 ということがあった

やはり情報公開制度自体マイナーであるため、担当職員がどの文書がどこにあ るのか正確に分からず、あそこならば分かるだろう、と色々な所へ回してしまっ ていることがあるようだ。情報公開制度があり以上、窓口担当の職員ならば少 なくとも自分の担当する文書がどこに所在しているかは把握するべきなのでは ないだろうか。

応対については、応対が良かったというのは、『この省庁がよかった』という 例は少なく、結局は担当する官僚の方のパーソナリティによることがわかった。 さらに、概して若手の方が対応が良かったという感想が多かった。



Atsushi Kusano
Thu May 8 15:35:48 JST 1997