第1回(4/13) イントロダクション授業の全体像と目標を共有します。また、映画のメイキングビデオ等を見ながら、モノや考え方が生まれるプロセスやコラボレーションについてのイメージを拡げたいと思います。
提出宿題:グループワーク経験について
- これまでのグループワーク経験について、書いてください。どのような目的・テーマで、期間・規模はどのくらいだったのか。そのときの成功したこと、失敗したこと、等。複数ある場合には、リストアップして、その一部について書くので構わない。
- iba@sfc.keio.ac.jpまでメールで提出
- メールの件名は「collab-hw1」
- 4月16日(金)夜11:00まで
準備宿題:アイデア
- 「新しいタイマー(目覚まし時計)」のアイデアを10個くらい考えてきてください。
第2回(4/20 火) 創造的思考@:発散思考創造的思考における発散思考と収束思考の思考モードについて取り上げます。個々人が創造的思考を行うための「自由連想法」、「強制連想法」、「類比発想法」等を体験します。また、グループによる発散思考の技法である「ブレインストーミング」の意義と方法を理解し、実際にブレインストーミングによるアイデア出しの演習を行います。
授業スライド [PPT形式 / PDF形式]
配布資料 [PDF形式]
提出宿題:自分が「面白い!」と思うこと・もの
- 自分が「面白い!」と思うこと・ものを20個考える。
- collab-submit@sfc.keio.ac.jpまでメールで提出
- メールの件名は「collab-hw2」
- 4月25日(日)夜11:00まで
準備宿題:大きめのポストイットを用意
- 次回の授業で「大きめのポストイット」を持ってきてください。
- サインペンや太いボールペンも持ってきてください。
第3回(4/27 火) 創造的思考A:収束思考とKJ法創造的思考における収束思考の方法として、KJ法を取り上げます。演習では、前回ブレインストーミングで出したアイデアをまとめていきます。概念間の関係性を、空間的な配置で可視化することの重要性について体験します。
提出宿題@:今日得た「面白さ」についてまとめる
- KJ法の結果得られた「面白さ」の種類について、その結果と考察をまとめる。
- collab-submit@sfc.keio.ac.jpまでメールで提出
- Wordで作成し、添付。
※1年生でWordが使えない人のみ、テキストファイルもしくはメール本文に書くので構いません。- A4用紙1枚程度
- メールの件名は「collab-hw3」
- 5月1日(土)夜11:00まで
- チーム番号、学生番号、名前を必ず書いてください。
- この宿題は、今後の授業等で公開されます。
提出課題A:これまでの授業の感想・意見
- 上記のメールの本文に書く
※1週間休み (ゴールデンウィーク)
第4回(5/11 火) メンタルモデルと暗黙知・形式知
今回は、授業開始前に、最終グループワークのチーム ※ごとの指定場所に座ってください。授業を早めに切り上げるので、2限の後半の時間とお昼休みを利用して、チームごとに「ランチ」をとりながら、自己紹介などをしてもらいます。メンバーの集合写真をとるので、デジタルカメラを持っている人は持ってきてください。
グループでの活動の初日となりますので、やむを得ない場合を除き、欠席・遅刻のないように注意してください。遅刻した場合、この日、グループに合流できない可能性があります。
※「最終グループワークのチーム」のメンバーリストについては、履修者へ別途メールします。前回のKJ法のチームとは異なるので、注意してください。
物事を捉えるときに影響するメンタルモデルについて取り上げます。「わかる」とはどういうことか、理解し合えないことがあるのはなぜか、ということについて考えます。また、暗黙知から形式知へ、また形式知から暗黙知へ変換することの重要性について考えます。
Team Blog 一覧 (グループワークの活動履歴ログページ)
第5回(5/18 火) ゲストスピーカーによる講演@ゲストスピーカーを招き、授業に関連したテーマの講演を行います。
チーム提出宿題:チーム名を考えよう!
チームに、キャッチーで面白い名前をつけよう。
collab-submit@sfc.keio.ac.jpまでメールで提出
メールの件名は「チーム○○の名前」
チーム番号を入れる
5月24日(月)夜23:00まで
個人提出宿題:今日の講演の感想
collab-submit@sfc.keio.ac.jpまでメールで提出
メールの件名は「collab-hw5」
この感想は、ゲストスピーカーの方に転送します。
5月24日(月)夜23:00まで
第6回(5/25 火) 共感を引き出す工夫:ヒット曲の歌詞を事例に多くの人の「共感」を引き出す工夫について取り上げます。そのことを考えるためのひとつの事例として、J-POPヒット曲の歌詞に注目し、分析してみたいと思います。そこには、「具体的過ぎず、しかし抽象的過ぎない」という絶妙なバランスを見いだすことができます。
個人提出宿題:共感する歌詞について- 自分が共感する歌詞(+曲)を、チームのほかのメンバーに紹介し、共感するかどうかを調べる。
- 自分を含め、共感した人はどのような点に共感するのか、また、その歌詞にはどのような工夫がなされているのかについて書いてください。
- collab-submit@sfc.keio.ac.jpまでメールで提出
- メールの件名は「collab-hw6」
- 5月31日(月)夜23:00まで
- この宿題は、のちに名前を伏せて公開します。気になる人は、本文に個人情報が出ないように、うまく書いてください。
第7回(6/1 火) 事例紹介/パターンコラボレーションを円滑に行うための「ルール」と「パターン」について取り上げます。適切なルールは、参加メンバーを拘束するのではなく、むしろ自律性と自由度をもたせるために設定されます。パターンは、ノウハウの蓄積や共有のために用いられます。このパターンの考え方は、もともと建築デザインのために考案され、その後ソフトウェア・デザインに取り入れられたものですが、他の分野への応用可能性についても考えてみたいと思います。
第8回(6/8 火) オープン・コラボレーションオープンソース・ソフトウェアの開発について取り上げます。オペレーティング・システムLinuxは、最初一人の学生が趣味で作成したものですが、その後インターネット上で次々に参加者が加わり、現在では数千人のプログラマが数百万行のコードをそれぞれに改良していると言われるまでに成長しました。このようなオープンソース・ソフトウェアの開発では、多くの場合、金銭的な報酬があるわけではありません。それではなぜ人びとは参加しようと思うのでしょうか?出入りが自由なオープン・コラボレーションが成功する仕組みについて考察します。
第9回(6/15 火) シナリオ・プランニング:未来イメージの共有と戦略形成不確実性に対処する組織学習の手法として、シナリオ・プランニングを取り上げます。シナリオ・プランニングは、未来がどうなるのか、そしてその未来がなぜ起こるのかを突きつめて考え、ストーリー化するものです。構造的不確実性を議論の俎上に載せ、自分たちの環境にどのような種類の「事態が待ち受けているか」を認識するのに役立ちます。また、さまざまな見解を持つ組織メンバーの対話が促進し、メンタル・モデルをすり合わせることができます。さらに、現実になりうる複数のシナリオのすべてに耐えうる意思決定が行えるようになると言われています。
個人宿題:他チームの取り組みを知る- 他チーム(複数)のblogを見て、自分たちのチームの取り組み方と異なる点(や同じ点)を考え、まとめる。どのチームのどの点がどのようによいのか等を書いてください。
- 自分たちに取り入れられるものは今後取り入れる。
- 他のチームの方法・内容等でよいものがあったら、積極的にコメントやトラックバックしてみよう!
- collab-submit@sfc.keio.ac.jpまでメールで提出
- メールの件名は「collab-hw9」
- 6月21日(月)夜23:00まで
第10回(6/22 火) ゲストスピーカーによる講演A:「魅力的なサイトづくりとコラボレーション」K-Lab 取締役/チーフ エバンジェリスト 千葉 功太郎 氏をお招きし、授業に関連したテーマの講演を行いました。
第11回(6/26 土) グループワーク最終発表会@グループワークの成果報告プレゼンテーションを行います。コメンテーターとして、学外の方やOB・OGの方に参加してもらう予定です。
第12回(6/26 土) グループワーク最終発表会Aグループワークの成果報告プレゼンテーションを行います。コメンテーターとして、学外の方やOB・OGの方に参加してもらう予定です。
第13回(6/29 火) 総括