Summer Readings --- 井庭研2010 夏休みの課題

2010.08.04 Wednesday 23:28
井庭 崇


井庭研の今年の夏休みの宿題は、こんな感じ。
MLに流したメール本文を掲載します。


井庭研の今年の Summer Readings は、次の3冊を指定します。井庭研における重要文献なので、各自この3冊を至急Amazon.com等で購入し、入手してください。

(1) The Timeless Way of Building (Christopher Alexander, Oxford University Press, 1979)
(2) Ubiquity: Why Catastrophes Happen (Mark Buchanan, Three Rivers Press, 2001)
(3) Orality and Literacy (Walter J. Ong, Routledge, 1988)


この3冊は、どれも井庭研のベースとなる考え方/思想を魅力的に書いてくれている文献です。表面的にはそれぞれ全く異なる分野の文献ですが、深いところでは相互に共通する思想をもっている、と僕は考えています。この夏は、個々の文献を味わい理解するとともに、これらの文献の背後にある(井庭研的)思想をつかむことに挑んでください。

上の3つの文献は、プロジェクト別にいうと、(1)が「創造メディアの構築」プロジェクト、(2)が「動きの地図をつくる」プロジェクト、(3)が「英語力強化法のイノベーション」プロジェクトに、一応直結するラインナップになっています。でも、そのため、これらの文献を読むことで、なぜ井庭研でこれらの3つのプロジェクトが並立しているのかが理解できるようになるでしょう。

今年の Summer Readings は、どの文献も英語版で読んでください。(3冊とも日本語訳も出ているので、どうしてもわからない部分については訳書を適宜参考して構いませんが、英語でも必ず読んでください。原著では同じ単語でも、翻訳の段階で違う日本語が割り当てられてしまい、文献間の共通点に気づけないことがあります。)

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