授業シラバス「パターンランゲージ」(2012年度秋学期@SFC)

2012.09.06 Thursday 23:39
井庭 崇


今年のパターンランゲージの授業は、アレグザンダーの『パタン・ランゲージ:環境設計の手引』を教科書にして、しっかり読み込みながら、「生き生きした全体」をつくる要素(center)について考えます。


「パターンランゲージ」(創造技法科目-デザインと情報スキル)
2012年度 秋学期 月曜日3時限
担当教員 井庭 崇

【主題と目標/授業の手法など】

この授業では、「生き生きとした全体」を実現するための共通言語である「パターンランゲージ」について、その考え方と方法を学びます。パターンランゲージは、創造・実践の経験則 を「パターン」という単位にまとめ、それを体系化したものです。かつて、建築家のクリストファー・アレグザンダーは、生き生きとした町や建物に繰り返し現れる関係性をパターンとしてまとめました。その後この考え方は、ソフトウェア開発の分野に応用され、成功を収めました。SFCでも、創造的な学びのパターン・ランゲージとして、「ラーニング・パターン」(Learning Patterns)や、創造的なプレゼンテーションのパターン・ランゲージである「プレゼンテーション・パターン」(Presentation Patterns)が制作されてきました。この授業では、パターンランゲージの考え方を学びながら、新しい分野において、自らパターン・ライティングできるようになることを目指します。


【授業計画】

第1回 イントロダクション
この授業の内容と進め方と、パターンランゲージの背景にある考え方を説明します。

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