2019年を振り返る:成果発表・活動等一覧

2019.12.31 Tuesday 14:01
井庭 崇


2019年の最初には、僕のこれまでの教育実践・教育論の集大成と言える『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』を出版することができました。とても力を注いだので、序章が200ページもある「変」な本になりましたが、この本を世の中に届けることができて、本当によかったと思っています。これからの教育と社会について考えるために、ぜひ多くの人に読んでいただきたい一冊です。

また、夏には、秋田喜代美先生(東京大学教育学部長)たちと一緒につくったパターン・ランゲージの書籍『園づくりのことば:保育をつなぐミドルリーダーの秘訣』を出版することができました。

国際学会では、例年通り、井庭研メンバーと多くの論文を発表しましたが、僕は『クリエイティブ・ラーニング』序章を4本の英語論文として発表しました。今年は、中学生の娘と学会論文を書き、一緒にドイツの学会に参加したのも、よい思い出です。

2019年前半は、2018年夏からのサバティカルの後半戦ということで、単著執筆のための研究に専念しました。この本はいまも鋭意執筆中なのですが、自分にとってもこれまでのパターン・ランゲージ研究の集大成となる大著になります。こちらは引き続きがんばります。

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Books

  • 井庭 崇 編著, 鈴木 寛, 岩瀬 直樹, 今井 むつみ, 市川 力, 『クリエイティブ・ラーニング:創造社会の学びと教育』, 慶應義塾大学出版会, 2019年

  • 井庭 崇, 中川 敬文, 『おもてなしデザイン・パターン:インバウンド時代を生き抜くための「創造的おもてなし」の心得28』, 翔泳社, 2019年

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