Livechu Browser 2.0 取扱説明書 for iAppli
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JAMの設定

コンテンツ配置

本章では、コンテンツの配置方法について説明します。
  1. コンテンツの記述について
  2. 静的コンテンツの配置
  3. 動的コンテンツの利用方法
  4. 動的コンテンツサンプル
  5. 待ち受けアプリ作成の留意点

1. コンテンツの記述について

コンテンツの記述は、SHIFT-JISにて記述します。
コンテンツのサイズは、100Kバイト(スクラッチパッドのサイズ)まで、画像は最大でも1ファイル10Kバイトとなりますが、サイトをスムーズに動くことを想定しますと、出来るだけ小さなサイズにすることをお勧めします。
スムーズなコンテンツの目安として、csmilテキストファイルで2Kバイト以下、画像は1ファイル3Kバイト程度とするのが良いでしょう。

2. 静的コンテンツの配置

静的コンテンツ(POSTなど行わない固定的なコンテンツ)は、Webサーバに配置したアプリケーションのフォルダ下で有れば、どこに配置しても構いません。
ただし、JARファイルを配置したフォルダから遠くなりますと、コンテンツにリンクなどを指定する際にリンクが長くなりパケット代に影響しますので、あまり深くないフォルダに置くことをお勧めします。

また、初期ページ(一番最初に表示するページ)は後述するJAMの設定にも関連します。(URLは、最大255バイトです。)

3. 動的コンテンツの利用方法

指定するファイルまたはURLの後に、通常のHTMLと同様に"?"を付加することで要求することが出来ます。
指定方法は、通常のHTMLと同様です。(例: post.asp?aaa=001&bbb=002)

画像では、ブラウザの基本機能として画像サイズを要求しています。詳細は、画像の取扱いを参照してください。

4. 動的コンテンツサンプル

動的コンテンツのサンプルを以下に示します。
このサンプルは、WebサーバにMicrosoft Internet Information Server(IIS)を使用し、ActiveServerPage(ASP)により記述したコンテンツです。
本サンプルは、CDにも収録してあります。

○人気メニュー上位5件を表示(ranking.asp)
<%@ LANGUAGE="VBSCRIPT" %>
<%
' エラーでも処理続行
' On Error Resume Next

' ODBC接続
Set cn = Server.CreateObject("ADODB.Connection")
cn.Open "sample", "", ""


' 取得SQLクエリー作成
strSQL = "SELECT メニューコード,"
strSQL = strSQL & " メニュー名 ,"
strSQL = strSQL & " イメージ小 "
strSQL = strSQL & " FROM メニュー "
strSQL = strSQL & " ORDER BY 人気 DESC"

' テーブル情報取得
Set rsTable = Server.CreateObject("ADODB.Recordset")
rsTable.Open strSQL, cn

%>
※サーバ側処理の記述





ランキング.MDBへの接続
(ODBCリソース名:sample)









SQL実行
<csmil>
<head>
<title>CSMIL 2.0 Livechu Browser</title>
<!meta rev="Beta1.0" cache-src="*.gif"/>
<layout basecols="6" baserows="8"
baseborderline="0" bordercolor="#ffb6ff"
cursorcolor="#0000ff" cursorline="1" />
</head>
<body align="center">
<par>

<text region="1" align="center" color="#ffffff" bgcolor="#ff0000">ランキングメニュー</text>

<text region="A2:F7" color="#ffffff" bgcolor="#ffb6ff"></text>
<text region="2" color="#ff0000" bgcolor="#ffb6ff">1位
<%=rsTable("メニュー名").Value%></text>

<img region="A3:B4" fill="freeze" src="
<%=rsTable("イメージ小").Value%>"/>
<focus region="A3:B4"
href="menu.asp?code=<%=rsTable("メニューコード").Value%>">
<text region="2" color="#ff0000" bgcolor="#ffb6ff">1位
<%=rsTable("メニュー名").Value%></text>
</focus>

<% rsTable.MoveNext %>

  〜 以下省略 〜

※csmil記述開始















DBから取得した情報を設定
要求情報も設定



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○選択されたメニューのレシピ及び作り方を表示(menu.asp)
<%@ LANGUAGE="VBSCRIPT" %>
<%
' エラーでも処理続行
' On Error Resume Next

' パラメータ取得
strMenuCode = Request("code")

' ODBC接続
Set cn = Server.CreateObject("ADODB.Connection")
cn.Open "sample", "", ""


' 取得SQLクエリー作成
strSQL = "SELECT メニュー名,"
strSQL = strSQL & " イメージ大,"
strSQL = strSQL & " 材料 ,"
strSQL = strSQL & " カロリー "
strSQL = strSQL & " FROM メニュー "
strSQL = strSQL & " WHERE メニューコード = '" & strMenuCode & "'"

' テーブル情報取得
Set rsTable = Server.CreateObject("ADODB.Recordset")
rsTable.Open strSQL, cn

%>
※サーバ側処理の記述





要求情報取得


ランキング.MDBへの接続
(ODBCリソース名:sample)










要求された情報を元にSQL実行
<csmil>
<head>
<title>CSMIL 2.0 Livechu Browser</title>
<meta rev="Beta1.0" content="no-cache"/>
<layout basecols="8" baserows="8"
baseborderline="1" bordercolor="#ffb6ff"
cursorcolor="#0000ff" cursorline="1" />
</head>
<body align="center">
<par>
<text region="1" align="center" color="#ffffff" bgcolor="#ff0000">〜
<%=rsTable("メニュー名").Value%> 〜</text>
<text region="A2:B2" align="center" color="#ff0000" bgcolor="#ffb6ff">材料</text>
<text region="C2:H2" style="marquee" repeat="10" color="#000000" bgcolor="#eeeeee" align="left">
<%=rsTable("材料").Value%></text>
<text region="A3:H6" bgcolor="#ffb6ff" color="1"> </text>
<text region="8" color="#ff0000" bgcolor="#eeeeee"> </text>
<img region="A3:D6" fill="freeze" src="
<%=rsTable("イメージ大").Value%>"/>
<text region="E3:H3" color="#ff0000" bgcolor="#ffb6ff">1個分</text>
<text region="E4:H4" color="#ff0000" bgcolor="#ffb6ff">
<%=rsTable("カロリー").Value%>kcal</text>
<text region="A7:C7" align="center" color="#ff0000" bgcolor="#ffb6ff">作り方</text>

<%
Set rsTable = Nothing

' 取得SQLクエリー作成
strSQL = "SELECT 作成順序 ,"
strSQL = strSQL & " 作り方 ,"
strSQL = strSQL & " ポイント "
strSQL = strSQL & " FROM 作り方 "
strSQL = strSQL & " WHERE メニューコード = '" & strMenuCode & "'"
strSQL = strSQL & " ORDER BY 作成順序"

' テーブル情報取得
Set rsTable = Server.CreateObject("ADODB.Recordset")
rsTable.Open strSQL, cn


%>
<text region="D7" align="center" color="#ff0000" bgcolor="#eeeeee">1</text>
<focus region="D7" style="click" z-index="2">
<text region="A3:H6" style="scroll" color="#0000ff" bgcolor="#eeeeee">
1)
<%=rsTable("作り方").Value%></text>
</focus>

<% rsTable.MoveNext %>

  〜 以下省略 〜

※csmil記述開始









DBから取得した情報を設定























要求された情報を元にSQL実行







DBから取得した情報を設定


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5. 待ち受けアプリ作成時の留意点

待ち受けアプリに設定する場合、キー入力を求める様なページですと、携帯電話の機種のキーが優先されるため、コンテンツが全く進まない状況になります。
このため、待ち受けアプリに設定することを前提とする場合、キー入力無しに動作するような仕組みにしておくことが大切です。
ただし、待ち受けアプリ動作時に決定キーを長押しすることで、アプリケーションにキー割り当てが移るようになりますので、キーを押さなくても情報は流れるが、キーを押すと詳細の情報が見られるなどのコンテンツは考えられる範囲です。

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