箕原辰夫
はっきり言って困ります。Microsoft系のOfficeか、OpenOfficeを使うしかありません。 まず、TextEdit(テキストエディット)が保存時に、RTF形式(だいたいのワードプロセッサ系の ソフトウェアで読めます)を選べるので、TextEditを使うのが良いでしょう。 AppleWorksは結構速く動きますが、PagesやMicrosoft Wordはちょっと「のろめ」なので、 TextEditで草稿を作ってから、整形するときだけ、WordやPagesに持っていっても良いでしょう。 これは、Macintoshユーザでは、頻繁に行なわれているワークフローだと思います。 なお、TextEditは、DOC形式(Word 98〜Word 2004までの形式)でも保存できますので、 DOC形式を使うのも一手かも知れません。 Word 2007(Windows版)およびWord 2008(Macintosh版)から導入されたDOCX形式は、 MS Office 2008版を持っていなければ、 OpenOffice 3.0でしか読むことができません。困ったもので、DOCX問題とされていますが、 以前のWord 2004で読めるようにするアップデータ(プラグイン)や、変換用の ソフトウェアが以下に用意されています。 実習室にはインストールされていますが、Word 2004までしか持っていない人は以下の ページからダウンロードしてインストールしておいて下さい。
Word 2004用のDOCX形式のファイルを読むアップデータ・プラグインのダウンロードのページ
フリーソフトウェアで行ないたい人は、OpenOfficeにプレゼンテーションソフトウェアがついて いますので、これを使うのが良いでしょう。問題は、Keynotesで作っておいて、プレゼンテーション する実習室にKeynotesがないことが苦労の種でしょう。プレゼンテーション内容がすべて完成して いる場合は、手元のKeynotesで保存するときに、「PDF形式で保存」しておいて、Preview(プレビュー) で、プレゼンテーションするのが良いと思われます。
プレゼンテーションのスライドが完成していない場合は、OpenOffice 3.0がインストールされて いますので、これを使うのが一手かと思います。 しかしがら、PowerPoint⇔Keynotes⇔OpenOfficeの間で、ppt(あるいは2008からはpptx)形式で ファイルを交換するときは、それぞれのスライドの位置などが微妙に違ってきますので、 表示におけるそこら辺の不便性は覚悟してください。
OpenOfficeは、 以下のページからダウンロードしてください。Aqua版をダウンロードされる ことをお薦めします。X11版は、X11というウィンドウシステムが動いていないと動きませんし、、、 Macintoshのソフトウェアっぽくありません。
Mac OS X用のOpenOfficeのダウンロードのページ
Macintosh版のExcelは、割と素直で高速に動きます。 Numbersによっぽど思い入れがない限り、 Excelを使うのがいいでしょう。しかしながら、XSL形式(Excel 98〜Excel 2004)までの形式で 保存しておいて下さい。実習室では新しい形式(XSLX形式)のファイルも読めるように、上記の プラグインがインストールされていますが、そうでなくて、MS Office 2004以前のものしかない環境では、 OpenOfficeでしかXLSX形式のファイルは読めないかも知れません。