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考える・つくる・つかう の分断と回復

インターナショナル・デザイン・シンポジウム 2009 Creative Synergy -デザインの相乗効果- でのLiving Worldの西村佳哲さんのお話をちょっと復習。


「考える・つくる・つかう」というデザインor設計に必要なサイクル。

農耕化(分業化・効率化)にともなって、考える・つくる | つかう のあたりに分断が。都市国家の成立や産業革命・工業化の進歩にともない、考える | つくる | つかう に分断がおき、もともとは円環的なサイクルであったものが、単線的なシークエンスになりしかも分断されている。

分断され単線的な状態はファクトリー的であり、そこではディレクターやマネージャーが求められた。円環的なサイクルはワークショップ的であり、そこではミディエイターやファシリテーターが求められるだろう。この人たちの資質はなんだろう?

そして、円環的なサイクルを個人の中だけでなくグループの中でサイクルが広がっていくスパイラルにするために、重要なことってなんだろう?

といった内容でした。

そうしたサイクルを廻しやすくする道具や環境の提案が「POST-OFFICE」だったり「IDEA CAMP」だったり。

1月の連休に行われた西村さんがファシリテーターをつとめたワークショップにも参加させていただいた。「自分の仕事」を考える3日間

個人的には「半農半X」にはっ!とした気づきがあった。
あわせてまた勉強になりました、どうもありがとうございます。>西村さん