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Desember 17, 2004
レンタル
いつもは家じゃ映画なんて見られないと思っていたけれど2つ、レンタルしてきた映画を見ました。買ってしまうといつでも見られるから、と結局見ないままの心を痛めるDVDが部屋に積まれているのだけど、レンタルだと返さなくてはいけないという強制力のおかげで、どうやら見られたようです。
勿論、返さなくちゃいけないというのは、レポートの提出くらいドキドキする締め切りなのだけど、まあ見られたので良かったです。実はまだ2本見ていない映画もあるのだけど、まあ4本中2本は僕としては上出来です。
■ピーターパン
102年目のはじめての実写化らしいです。街や月や雲がきれいでした。飛ぶシーンはCG合成のはずなのに、どうしても韓国映画のせいでワイヤーアクションに見えてしまいます。(でもメイキングを見たらワイヤーアクションと変わらなかったです。むしろCGマジックは撮影中に20cmも身長が伸びた主人公に使われていたようです。)
映画を見た後に原作を軽き流し読んだのだけど、だいぶ原作に忠実みたいです。
ちなみに原作にはこの前日談もあり、ピーターパンがいかにピーターパンになったかという話もありました。
どうやらはじめは大人になりたかったみたいです。だけど永遠のこどもを選んだピーターパン。永遠はいつも、悲しいことの枕詞な気がします。変わらないことは憧れだけど、周りの何もかもは変わってしまうわけで、その中で変わらないことは、結局何もかもから離れていってしまうこと。なので、ピーターパン症候群とか笑わずに、その変わらない強さを認めてあげてください!と弁護したくなってしまいました。ネバーランドに行きたい。
■天国の本屋
原作絵本は全く記憶に残らないほど他愛がないものだったのだけれど、きちんとうまく脚色されていました。北海道(天国)の空が綺麗でした。それ以外は、まあ別に特に普通の話でした。セカチューやいま会いに行きますなど、映画の泣けるサプリ化が続いていますが、この映画もサプリと思ってみればいいのかも知れません。
ちょっと考えたのだけど、ピーターパンって死人?そしてネバーランドは死の国?
年もとらず、永遠に子供でいられる。しかも、そのいきさつが、まだちゃんと読んでいないのでわからないけど、生後まもなく家を出てそれ以来帰れなくなったみたいなことが書いてある。
そしてピーターパンの仲間は、これは映画でもいっていたけど、乳母車から落ちてしまった子供たち。そして子供は当然、死にとても近い存在である。
「また会えるよね」という別れの言葉は、死んだらまた会えるって意味だったのかな。永遠に大人にならないのは、子供のときに死んでしまったからなのかな。
どうしよう、もう一度見たくなってきた。もう2時なのに。。。
DVD買おうかな。でもそうしたらきっと見ないだろうし。。。
投稿者 POE : Desember 17, 2004 01:02 FM
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