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Mai 23, 2005

心臓の洗浄

多言語で何かを書こうと試みると、過度に難しい表現や比喩が躊躇われて、何か自分が書いたとは思えないような、心が洗われるような文章が完成したりする。

だって、日本語じゃ、「心が洗われる」とかすら恥ずかしいもん(すぐ上で使ってるくせに)。基本的に、慣用句は避ける方針で言葉を選んでゆきたいし、「心」なんて詩以外で素朴に使えるほど素朴でも粗野にもなれない。

あとコンテンツとかイノヴェーションとかも恥ずかしい。内実が伴っていたり、その場におけるスタイルに相応しいならいいけど、学生の話し合いとかでイノヴェーションがどうだとか言われると、思わず心の片隅でほくそえんでしまう。

おだから、結局相応しさとか意地っていうプライドとかを、掲げている余裕すらない、外国語では、瑞々しい自分を発見できたりして、困惑する。何か、爽やかだよ、どうしよう、みたいな。本当に申し訳ないです、という所在無き想い。

投稿者 POE : Mai 23, 2005 01:33 FM

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