Oktober 04, 2005
ぶんかはむずかいしいです
■ノルウェー語の授業
一週間ぶり。発音が相変わらず。。。固有名詞が伝わらないってどういうレベルなんですか、という。でも内容はまだ難しくならない。ネックなのは語彙の少なさと発音くらい、だと思う。そしてわからない単語はドイツ語を、ちょっぴりお茶目に言えば気に抜けられることが多い。
まじめにそろそろはじめようかな。でも今実は韓国語を勉強し始めたいんです。韓流ブームから3週くらい遅れている気がするけれど。
■日本語学科の子と
3時間くらい話す。かなりのサブカルチャー大好きっ子でした。まさか、ノルウェーまでいってやおいなんて言葉を聞くとは。カバンから続々と日本グッズが飛び出してきました。森永のキャラメルまで出てくるとは晴天の霹靂です!
よく外国に行く前に日本文化を勉強しておきなさいって言われるけれど、アニメ・マンガのお勉強はもう必須なのかも知れません。方丈記にみられる死生観だとか、幽玄がどうとか、後発近代国としての日本だとか、確かに若い子にはどうでもいいですよね。
つまんないことして日本の誇りの再建だとかいっている人は、平安期における国風文化の独自性の主張なんていいから、アニメ・マンガ教育の推進を訴えたほうがよっぽど効率がいいと思います。ザ・ソフトパワー。。。しかもこれだけグローバル化しても国籍を抜かれていない稀有な財産だよね。
日本語をはじめたばかりというのに意外と話せてびっくり。Language exchaneg?みたいなことをする。こっちは日本語を話すだけだから、意外と簡単だと思っていたらそうでもなかった。明瞭に、平易に、できるだけ自然な日本語を話すのは神経を思いのほか使う。しかも、微妙なニュアンスや意味の違いを、英語で説明するのはぼくの語学力ではムズカシイです。
■中国パーティー
中国の記念日ということで、パーティーがあった。会場や設備はささやかだったのだけど、来場者や出し物は盛りだくさん。気孔らしいダンスが印象的。動作がどんなにゆっくりになっても決して動き自体は止まらない。「中国文化」のプレゼンはユニークさを前面に押し出しつつも、国内の多様性には目をはらっているあたりが好印象。
伝統衣装を着てみる。ヨーロッパ人が試着するのとどこかわけが違う気もするけれど、それでも素朴なふりをするのも、ときには悪くないよね。それは何も知らないことと、何かを否定することとは違う。ただ、笑っていたかっただけ。
■今
なぜかパソコンがイルカの「なごり雪」を流しています。思いのほか、発音がくっきり、そして力強いのが印象的です。ノルウェーの春はまだ遠いです。も何も、まだ雪も降っていません。
投稿者 POE : Oktober 4, 2005 11:51 EM
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://web.sfc.keio.ac.jp/~t03881nf/poeg/mt-tb.cgi/900