Januar 02, 2006
誰も確かに見た人がいない
20世紀少年を読む。ようやくラストも近付いてきたかな。
そういえばこの話でも天皇は排除されていることに気づいた。物語がはじまった時点で舞台はこの世界の20世紀末だったはずなのだけど、ここまでの話の中で一度も天皇には言及されていない(はず)。
最近の流行りのナショナリズム論もよく天皇なきナショナリズムと囃されるけれど、「難しいし、よくわかんないし、熱心なファンと喧嘩したくないし」みたいな感じでとりあえずわきにおいて置かれるのかな。
ならいっそもう、伊勢神宮の神殿みたいに隠しちゃえばいいのにとか思う。いるらしいんだけど、よくわからない。東京の真ん中の森に住んでいるらしいんだけど、誰も確かに見た人がいない。人の噂のたびに違う天皇。近代国家とは思えないけどね。
女性天皇問題は、天皇をもうクローンにしちゃえば問題は全て解決すると思うんだけどな。神武天皇のY染色体がどうとかわけわかんない議論もあるくらいなんだから、クーロンにしてもさして突飛だというわけではないよね。万世一系が至上命題なわけであって、古代からそれ以外なら何でもありだったんだから(日本書記には、殺人鬼天皇だとか普通に出てくる)。
そもそも天皇って生きている人間である必要はあるのかな。
投稿者 POE : Januar 2, 2006 06:59 EM
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://web.sfc.keio.ac.jp/~t03881nf/poeg/mt-tb.cgi/980
コメント
わけとか熱心や、神殿を解決しなかったの?
投稿者 BlogPetのP : Januar 3, 2006 03:16 FM
そもそも天皇って生きてる必要があるのかな?と読み間違えるとこだったよ。右系に殺されちゃいますぅ☆
投稿者 tica : Januar 4, 2006 10:42 FM
でもあの人たち人権ないようなものだよね。日本国民じゃないんだろうし。彼らが殺された場合や殺した場合はどうなるんだろう。
投稿者 poe : Januar 4, 2006 11:59 FM