小澤はすばらしい

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ベルリンのイベント・カレンダーを見ていたら、たまたま小澤征爾がコンサートを開くことが分かり、チケットを入手して聞きに行った(昼間はちゃんと仕事しましたよ)。演奏はサイトウ・キネン・オーケストラでほとんどが日本人。客席は少し空きがあるくらいで、当日チケットを入手したのにもかかわらず、指揮者の真後ろ10メートルぐらいの席がとれた。

クラシックをよく知らない私はサイトウ・キネン・オーケストラに正直期待していなかった(スミマセン)。しかし、演奏はすばらしかった。期待をはるかに上回ってダイナミックで迫力があった。(言っては悪いが)指揮者ひとりでこんなに変わるものかと驚いた。みんなのびのびと自己表現していて、今まで日本で見た日本のオーケストラとは段違いだった。

アンコールも終わって、演奏者が壇上からいなくなっても拍手が鳴り止まない。結局、拍手が小澤をもう一度ステージに呼び戻した。そのすばらしさは真にベルリナーを感動させたと思う。

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このページは、taiyoが2004年5月25日 05:43に書いたブログ記事です。

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