ワンセグonマック
kk氏にそそのかされ、USB接続でマック上でワンセグのテレビが見られるデバイスを衝動買いする。この機種はウインドウズにもつなぐことができる。
確かに映る。テレビと見比べると6〜7秒ほど遅れている。
しかし、自宅では電波が弱いらしく、すぐに切れてしまう。パワーブック(G4世代)の性能のせいかもしれないが、パソコンの操作をすると途切れてしまう。無線LANと周波数は違うが、ポンと出力がかかると切れる感じだ。じっと画面を見るために必要なわけではなく、他の作業をしながら音だけ聞きたい(いざというときには画面も見たい)ので、やや期待はずれだ(大学の部屋の電波状況が良ければうれしいのだが)。
添付のデスクトップピクチャでは画面を二倍にしてある。実際はこの半分。画面を大きくするほど当然ながら粗さが目立って、動きがデジタル的にぎこちなくなる。
一見すると通信と放送の融合という感じがするが、せいぜい「混合」だなという感じがする。ワンセグ用の電波と無線LANの電波は違い周波数だから、一つのパイプなり波なりの上でデジタル化された信号が融合して流れてくるわけではない。一つのパソコンの上で両方の電波を受信できるようにして、一つのスクリーンに入っているだけだ。
リアルタイムの録画や予約録画ができるは優れているが、良い電波状況を確保しながらパソコンの電源を起動させておかないといけない。ノートパソコンがスリープしてしまったら予約録画は失敗する。
録画したファイルも自由に編集ができるわけではなさそうだ(まだきちんと確認はしていない)。
コンテンツ的にも地上波その他と同じものしか流れていないから、融合とはいえない。連動してオンラインショッピングができるようになんて話があるが、同じパイプや波に乗っかってできないと実用性はないのではないかなあ。
このデバイス、ハードウェアのデザイン的にも意図があんまり理解できない。もうちょっとスタイリッシュにして欲しい。少なくともマックにはいまいち調和しない。
ま、出始めのデバイスにはいろいろ改善の余地がある。頻繁にソフトウェアはアップデートするとのことなので、期待してみよう。思わぬ形で役に立つかもしれない。友人N夫妻の家にはテレビがないから部屋が美しい。そういう家庭でもたまにテレビが見たくなった時には良いだろう。
【追記】このデバイス、ウインドウズ・マシンで使うほうがはるかに安定している。他の作業をしていてもあまり落ちない。
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