散髪

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散髪はアメリカ生活で困ることの一つだ。前にワシントンに滞在したときも苦労している。

すでに帰国したOさんから、彼のアパートの近くにあるレバノン人経営の散髪屋は大丈夫だと聞いていた。今日は帰りにそこへ行こうと意を決して家を出た。

MITのオフィスで仕事しながら、みんな散髪はどうしているのだろうと思って、ネットで検索してみると、MITのCOOP(生協)で切っている人がいた。この人は、ケンドールではなく、少し離れたスチューデント・センターのCOOPで切ったと書いているけど、ケンドールの生協にも床屋があるのを思い出した。フード・コート側にとても小さな入り口があるのだ。

ダメ元で行ってみようと思い立ち、入ってみるとアジア系の男性がいる。「髪を切って欲しいんだけど」と言うと、今暇だからいいよとのこと。本当にちょうど暇だったらしく、私が席に座ると次から次へとお客さんが来る。私の後にはアポが入っているらしく、みんな断っている。私はラッキーだったようだ。

彼は22歳の時にベトナムから家族と移民してきたそうだ。こちらに来てから英語と散髪を習い、15年ほどここでやっているという。アジア人の髪は難しいけど、俺はquick and goodだよという。

日本と比べるとずいぶん簡単だ。最初にスプレーで髪を濡らしてから、バリカン(?)で耳周りを切ってしまう。その後、上の方を櫛でときながらはさみでばさばさ切っていく。最後に櫛で整えて終わり。シャンプーとかひげそりとか整髪料でのセットとかそんなものはない。10分ぐらいで終わり(そう言えば、日本にもこんな床屋があるね)。

確かに期待以上のうまさだった。これなら通える。MITの皆さん、Kevinに頼むと良いですよ。ただし、もう一人いるらしい(今日はいなかった)女性の美容師はアジア人の髪が苦手らしいので要注意。

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このページは、taiyoが2008年6月 9日 14:24に書いたブログ記事です。

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